「く(絎)ける」と「まつ(纏)り縫い」 | 手芸男子でいこう!広島の手芸用品・服飾材料の老舗☆(株)ほりかわ四代目の軌跡 

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創業1909年、(株)ほりかわが運営する老舗手芸用品販売店「堀川芳吉商店のクラフト王子」が手づくり(ハンドメイド)に関する情報をお届けします。

クラフト王子です!!





手芸のこと

今日も一緒に学びましょう!




先日、

お客様からいただいた受注書です。右下矢印


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左すみに

腹ぐけ糸

と書いてあります。




「む、む、む。ショック!



またも訳がわからん、

聞いたことが無い単語だ・・・」




で、調べてみたひらめき電球のですが、




「腹ぐけ」では

検索できません叫びでした。



ヤホーでもヒットしない言葉が

あるなんて・・・。叫び






受注書にあったサンプルから

絹の手縫い糸だと

いうことが分かって

事なきをえたわけですが・・・





「ぐけ」ってつくぐらいですから

くけたいんでしょう



ちなみに、


く(絎)ける



縫い目が表に見えないように縫うこと

と、書いてありました。合格




まつ(纏)り縫い

まつりぐけ(纏り絎)



布端の始末の一つ。

三つ折りにした布の折山の裏から針を出し、

少し進んで表布を小さくすくい

また織り山の裏から針を出して進む技法。

と書いてありました。合格




つまり、

纏り縫いをする糸が

欲しいってことです。





纏り縫いをするための糸なんですから、

絹である必要も無いわけで・・・






それにしても
糸には色んな呼び方が

あるもんです。ドクロ


綿のミシン糸を

カタン糸と呼んだり、得意げ




絹のミシン糸を

ハブ糸と呼んでみたり、得意げ






使いこなせればかっこいいの恋の矢ですが、




まぁー、

ややこしいです。