『スピーディー』


『てきぱき』



というと悪いイメージはないけれど、



時と場合にもよるな~、と強く感じた先日。




休日の早朝コンビニでお買い物をしました。


店員さんは中年の女性で、決して感じは悪くないのですが、


とっても早口で、


動きも早くて、


リズムを取るためなのか、体も常に左右に揺れている。



私がお財布を開けた瞬間から手を差し出して待っている。



え?なに、この早さ・・・かお



私の後ろにお客さん待っていたっけ?と思い振り向いてみるものの、


誰もいない。



感想。



ものすごく落ち着かず、


こちらも早くしなければいけない気にさせられて、


お金を出す時に焦りました。



何か急ぎの作業をしていたのかな?と思い、


お店を出る時に店員さんを見てみると、


ただ立っている笑



多分何の理由もなくあの店員さんはいつもそうなんでしょうね。



オフィス街の朝や昼のお客様が並ぶ時間帯でなら彼女はきっと輝くでしょうね。




不必要なスピーディーさはお客様を落ち着かなくさせ、


更には大事にされていないように思わせてしまいます。





もう一つ。



よくお茶をしに行く飲食店。



私が行くのはまだお客様が少なく店内が静かな時間。



そこで、とっても大きな声で接客してくれる店員さん。




あの・・・


店内に声が響いています・・・。


私が何を頼んだのか丸聞こえです・・・。




彼女も混雑したにぎやかな時間帯でなら輝くでしょう。




相手に聞こえない小さな声はもちろん論外ですが、


不必要に大きな声は、


威圧感を与え、


恥ずかしい思いをさせます。



接客というのは状況に合わせた臨機応変な対応が求められます。




お客様の雰囲気や言動から求められていることを感じ取って、


少し時間をかけてていねいに接客してみる、


いつもよりも急ぎ気味にしてみる、


何か一言声をかけてみる、


大きな声でゆっくり話してみる、


言葉遣いを選んでみる、


落ち着いたトーンで、


ちょっとテンションをあげてみる、



などなどいろいろと微調整できます。



そんな風に研究しながら、


自分自身でも変化を楽しみながら接客していると、


飽きずに楽しくお仕事できるんですけどね。