先日、某大型書店に、ある新書を買いに行きました。
何年も前に発行されたマイナーな本ではありますが
書店内の検索システムで調べると在庫有りだったので
嬉しく思いつつ探してみると・・・ない。
近くにいた男性店員さんに
この棚にあるはずだが、ないので探してほしいというと、
まずその棚を捜索。
でもやっぱりなく
「ちょっとお待ちいただけますか?」(お待ちください、ではなく尋ねるところはナイス)
と消えた。
(ここで、「もう一度調べてきますので、」など消える理由を言ってくれるとなお良いのですが)
戻ってきて、何の言葉もなく
再び同じ棚を探す。
「え・・・?また?さっきも見たでしょ」
と思いつつ、急いでいなかったので静観してみることに。
何か独り言を言い始めた。
きっと焦っているんだろうけど、
多分この人、この棚を探すしか思いつかないんだろうと思い、
「在庫上はあることになっているんですよね?」
と聞くと、
「そうなんですよね~・・・」
「ついさっき売れたばかりで数字に反映されていないのでしょうか?」
と言ってみると、
「いや、そんなことはないですね~。」(断言)
え?なんでそんなことわかるの?と思っていると、
「何年も売れたことない本なんで、在庫ないまんま数字だけ残ってるのかもしれないです」
ちょっとちょっとちょっと
今その本を欲しいと思っているお客に向かって
何年も売れたことないとか、言わなくてもいいのでは~
しかもこの男性店員、若いけれどアルバイトではなく社員。
う~む。
親切のつもりなのか、間が持たないからなのか、
自己弁護なのか、何も考えていないのか理由はよく
わかりませんが、
その情報いらないですが・・・
と思う事、たまにありませんか?
「もうあまり売れないんで、置いていないんですよね~」
買おうとしている人に失礼ですよね。
個人的には服などを買う時に聞いてもいないのに
「それ、今日すっごい売れてるんですよ~」
などと言われた瞬間買う気をなくします。
でも反対に人気があるものが欲しいという人もいますよね。
あと、悪気はないのでしょうが
「このサイズの人って少ないんで、商品入ってきてもすぐ売れちゃうんですよね~」
というのも自分のサイズや体型が奇異みたいに思えて嫌だったな・・・。
ま、いい方にもよるかな。
とにかく「何年も売れていない」にはびっくりするやら面白いやらで
衝撃を受けました。
それでも「2~3日かかりますがお取り寄せいたしましょうか?」
という一言があれば絶対にお願いしたんだけどな~。
しょうがない。
Amazonで買うか・・・