お辞儀とか

手の指し方

物の渡し方

接客基本用語


一体なんのためにあるのか。


なぜその通りにしなければならないのか。


わからないまま接客している人、たくさんいるでしょう。

マニュアル通りにみんなが同じなんて変だと思っている人もいるだろう。


ただ、この「型」はとても便利なもの。

とりあえず、この「型」通りにきっちりやっていれば、なんとかなるのです。

逆に、いくら「買ってくれてありがとう」
「ぜひまた来てくださいね」

と思っていても、それが表現できていなくてお客様に伝わらなければダメなのです。

そう。

「型」は、気持ちを表す基本の表現方。


私は18歳で美容部員になり接客に携わり始めた。

なんで?

なんて考える間もなく、

やれと言われたから

やらなければ怒られるから必死で先輩の真似をした。


お給料をくれている会社の要望に応えるのが従業員の義務だからだ。

それがイヤなら辞めればいい。


最初はやらされている、でいいと思う。

やらされていようが、真似であろうが、納得いかなかろうが、やっているうちに身につく。



そうして基本が身についたらアレンジしていけばいい。

基本ができないのにアレンジしちゃいけない。

おかしな敬語や自己満足の接客になってしまう。


そうしてだんだん、こういうタイプのお客様にはこう。

こんな場合にはこうする。

と、自分で応用が効くようになる。


だんだんと自分でも上手くいった!と実感が持てるようになり、

お客様に褒められたり、

数字に結びついたりするようになる。


ここまでくればしめたものだ。

接客が楽しくなる。


15年接客業に携わってきて思うのは


基本を身につけると、仕事以外でも役に立つ。

応用が効くと、自分自身が楽しめるようになる。

最終的には自然と周りの評価や結果がついてくる。


確かにそこまで行き着くには時間もかかるし、失敗して怒られたりヘコむこともある。

でも、ヤル気になるば自分の体一つでできて、プライベートでも役にたって、こんなにいい仕事はないと私は思っています。


実際に私はそれだけを自分の特技、強みとして生きてきたので。


これからの私のお仕事の中で
嫌々ながら接客業に就いている人に、ちょっとでも接客の魅力を伝えられたら本望です。






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