Episode 30. 学校見学(その2) の1

みらくるな勘違いでご迷惑をおかけしつつも、無事飛行機は函館に到着
函館空港からシャトルバスに乗って函館駅へ向かいます。

私の勝手なイメージで函館はめっちゃ都会(looks like Sapporo的な)と思っておりました。
しかし、やはり北の国。
海の向こうに青森県が見えてます。
いい感じの街並みと津軽海峡に目を奪われました。
むちゃくちゃな開発された町とは大違いの雰囲気のある街、
味わいを感じられる街でした。
海の幸が絶対美味しそうでいいね
イカがうまいんだよぉ~♪
(イカ嫌いなんだけど折角来たから食べておこうと思っちゃうぅーマンボ!)

函館駅前のどんぶり市場で
  海鮮丼を豪勢に食べてやるぜぇ~
と、今回の見学ツアーで一番楽しみにしてご当地グルメだったのに、
あんなことやらかしてしまったのでお昼ご飯に費やせる時間は30分。
もし電車に乗り遅れたりしたら30分待たなくちゃならないし諦めました。
(丘珠空港でのあの事件さえなければ
駅構内のカフェでパパッとランチを食べて電車に乗り込みます。


電車はワンマンカーでした。
途中の無人駅で下車する場合は前方のドアしか開かないっていうのが
ローカル電車って感じで珍しくてしょーがない私。
息子は初体験なので「この駅は無人だからさぁ~」って説明しちゃったわ
「知ってる」とすげなく言われたけど

車窓の景色は家がまばらで、急に視界がパッと開けたら
金色に輝く広い田んぼがきれいで、空も広くて青くて気持ちのいいひと時でした。
学校の最寄駅の七飯駅に着くと何と駅前にはお店がない。
かなり驚きました。
コンビニの一軒もありゃしませんでした。

続いてタクシーに乗り込みます。
タクシーはクネクネと田んぼや畑の隙間を縫うようにして走り回りました。
疲れました。。。
大きな道路もあるみたいなんだけどなぜかクネクネと

走ること10分ぐらいかな?
学校前に到着するとタクシーで敷地内を走って校舎を探す感じで
敷地の広さを実感します。
玄関で教頭先生と農場長がにこやかに出迎えてくださいました。
ありがとうございます

まずは施設の見学。
農場長の方に案内をしていただきました。

この学校は70年の歴史のある学校で
メインストリートが桜並木になっていて春はそれはもう美しい桜の名所になるそうです。

こりゃー珍しい!と思ったのは、土俵です。
相撲部があって練習でこの相撲道場(土俵)を使うとのこと。
きっと強いんだろうね。

実習で使う施設もたくさんあって
園芸科の花壇やビニールハウス、加工実習室、穀物庫、
野菜の温室、フルーツの温室、牛舎・豚舎・鶏舎
バイオ実験室(すごいね)、果樹園、放牧地・畑地、水田・・
まー広いこと広いこと!!

58haですって。
うちの島580haの10分の一。すごいわ~
(甲子園球場が3.9ha弱なので、甲子園球場約14.9個分)

そして生産物・加工食品の販売をするお店もしっかりありました。
生産・流通・販売を体験して勉強するという6次産業の
(1次*2次*3次=6次産業)
意識を持って運営されているというのはとても素晴らしい!ですよね

やっぱりどこの学校も現場の農業を教えてくれているんだろうなと
かなり期待してしまいました。