Episode 2.
 
「進路調査票ってどうしたらいいの??」

私は高校を受験していないので、高校には公立と私学があることしかわかりません。
受験する学校を決める手続きについての経験がないのです。
なので、息子がいったいどの学校を志望校として記入すればいいのか
皆目見当がつかず、息子に尋ねました。

「なぁなぁ、、
  大体どのあたりなら受けられるのかわかるん??」
(まったくわからないだろうという前提で聞きました)

そしたら、
な、な、なな、なんと、「うんだいたい」といいます。
すごいじゃん、わかるんジャン!
でかした、息子よ。

で、どのあたりかを聞くと、
普通科は一切選びません。(よくおわかり)
そう、普通科に行ける偏差値ではないのです。
そりゃそうだな。うんうん。
(ほんとによくおわかりだったのですね)

そうなると、、国際科・・?(バカ言ってんじゃないわよねぇ~)ではなく、
神戸市内にいくつかある、商業高校と工業高の中で
通いやすくて息子が希望する内容(情報処理系)のある学校をピックアップ。

 ※ここ大事!
   母が行くのに不便なところはイヤでぇすっ
    でも交通費高いのはもっと嫌でぇすッ♪)

 上のくだりは、
 昔の引越し屋さんのCMで小さい女の子が
 「キリンさんが好きです、
  でもゾウさんのほうがもっと好きです♪」・・・風に。



そして、それらの位置を調べ通学ルートを確認。
所要時間と定期代を見積もりました。
そして学校の中身もホームページでざっくり調べて。。。
と、この作業に仕事が終わった後の時間3日観ぐらい費やしました。

そしてハタと気が付いたのです。
公立高校って誰でも受験できるの??
賢いもん順に受けられる学校は割り振られるはず。。
ってことは。。。

うちの息子はそんな順番回ってこないんじゃね?

とまぁ、ようやく現実に気が付きまして
私学の偏差値とかも見てみたわけです。
すると、ありました、偏差値38のガッコ。
うんうん、一安心。いっぱいあるやん。。。

いやいや。。
ちょっと待てよ。

経済的には公立に行ってくれたほうが授業料かからずありがたい。
そうだ、公立もあきらめず書いておけば
なんかの間違いで受けさせてもらえるかもしれないぞ・・・。
髪の毛ほどの細い細い一縷の希望のにすがるようにして、
公立の工業・商業高校3校と私学1校を書いて提出しました