今日も訪ねてくださってありがとうございます。
こちらは、雨がしとしと降って涼しい朝を迎えています。
私は普段から寝る時間をしっかりとらないとダメなほうで
夜は遅くても11時には寝るようにしている。
でも、昨夜は珍しく考えていることをwordで文章に
書きながら少しずつ考えをまとめようと思い立ち、
深夜の2時くらいまでパソコンの前に座っていた。
いいかげん、明日の朝も起きないといけないし
やめて寝よう!と思い、ベッドにど~んと
横になったとたん、右のおでこに激しい痛みが。
「いった~い!」 思わず大きな声がでた。
ベッドの枕の少し上の木の板にコメカミあたりをぶつけたのだ。
右手で恐る恐る触ってみるとコブたんができている。
目から☆は出なかってけれど、久しぶりにコブとり
ばあさんらしからぬ、コブ持ちばあさんと化してしまった。
一瞬、これは脳みその中で、出血でも起こしてやしまいかと
ひやひやしたが、出っ張ったということは
きっと良いことに違いないと自分を慰めた。
何かにぶつけて、切れたり腫れたりしたほうが
内出血するよりましだ、とどこかで聞いたように
思ったから。
寝ている家族を起こさないように、そうっと
キッチンへ向い、冷凍室の中にいつも
入れてあるケーキなど買うとつけてもらえる
保冷剤を一つつかんだ。
ハンカチを引き出しからとりだし、真っ暗ななかで
保冷剤を包んで、ベッドへ戻り保冷剤と
まあ~るいコブにそっと押し当てた。
あ~なんと、情けなや。早く寝むりにつきたいのに
冷たくて固くて曲がらない保冷剤が丸く出っ張ったコブには
上手く添わない。 コブの弧の部分に当たって痛いのなんの。
上を向いて右手で押さえていると、右手が疲れる。
「そうだ!」と閃いた。手が疲れるし横を向いて保冷剤を
枕と可哀そうなコブの奴の間に挟むことを思いついた。
私にしては上出来な考えだ。
なんだ、そんなことを思いついたのかと思われるかもしれないが
夜中に寝ている家族にも相談できず、悶々とひとりコブたんと
闘っている私の身にもなって欲しい。不注意だと言われれば
まったく反論のしようもないのだが。
しばらくうとうとしていたが、目が覚めた。
右の目玉まで冷え切ってしまっていたようだ。
明日の朝になって、番町皿屋敷のお岩さんのように青黒く腫れてしまった
自分の顔の右側を想像したらすごく怖くなった。CTでも撮りに行くべきか。
そうこうしているうちに、睡魔には勝てず朝を迎えた。
ベッドの中で、手でコブをそうっと触ってみたら、痛みはあるが
丸いコブは随分と小さくなっていた。 鏡をのぞいてみるとそこに
あの丸いコブの姿はあるにはあったが、その大きさはというと
よく見なければわからないくらいのチンマリした姿になっていた。
朝からお岩さんとご対面~という夏の怪談話の一場面にはならなかったが、
危なく脳内出血かと違う肝を冷やした。
涼しかった夜のとんだ肝試しとなった。
追伸。保冷剤って常時冷やしておくもんだなと肝に銘じた。
それでは皆様もよい1日をお過ごしください。