今日も訪ねてくださってありがとうございます
先日の朝、子供を起こしに子供部屋へ行き
足元の暖房器具をどけながら文句を言いつつ
歩いていました。そこへ子供がベッドから
降りてきたので、もう少し部屋を掃除したらどうかと
話をしていました。
突然! 私の右足の小指に痛みが走りました
パイプベッドの階段の脚に右足の小指をイヤというほど
ぶつけたんです。
その時は「いたた、痛~い!」って
びっくりするだけで終わったのですが
その翌朝、その小指ちゃん、痛いんです。
少し腫れてて色も青紫色で。
もしかしたら、骨が折れてるかもしれないなって思いました。
でも、折れてるならもっと痛みがあるのかな~とも思ったり。
これはいったいどうしたものかと。
過去の私の体験や周りの人の話を聞いてきた話では
ただの打撲と思っていたけど、実は骨が折れていた
なんてことはよく聞く話だったので、何にせよ早め早めの対応が
功を奏することは良くあることと、病院へ行くことを決意
したのです。
今日は土曜日、どこの病院も午前中で終わりだろうし
明日は日曜日で休診だし。
とにかく骨が折れているのかだけでもわかれば、
対処の仕様もあるだろうと、主人に話して
今日の午前中に、来週に控えた亡き父の法事の前に
お墓の掃除をしに行く予定だったのを
翌日に延ばしてもらい
急遽かかりつけの病院へ向いました。
整形外科の先生は幸いにも以前私がひざが痛いと
言った時に診ていただいたことのある先生でした。
その時は先生自ら、ひざとモモの内側を伸ばすという
体操をして見せてくれた明るい快活な先生だったので
少し私の緊張もほぐれました。
カルテを見ながら。「お久しぶりですね、今日は
どうしましたか?」と言うので おもむろに
例の小指ちゃんを診せたところ、開口一番、
「あ~これは折れてるかもしれないね~。」と言われたので
私も、やっぱり折れていたか。と妙に納得したのでした。
まずは、レントゲン室へ。 技師さんは、私の小っちゃな小指を
そうっと右へずらしたり、薬指と重ならないように斜めにしたり
痛くないですか?と言いつつ小指と格闘してくれました。
でもその時、私が気になっていたのは、靴下を脱いだ足は
嫌な臭いはしないだろうか、昨夜は確か入浴したはずだが
という事でした。 レントゲン撮影は何とはなしに終わり
いざ、また骨折宣言をされた先生の元へ。
先生は、レントゲン写真へ顔を近づけ、首をひねり
「ん~、折れてないね」 って。
え~! あれだけはっきり折れてるっていったじゃ~ないの
「まあ、折れてても、折れてなくても、処置は一緒なんだけどね
日頃の行いが悪かったのかな、自分が良くわかってるでしょう?」
などと骨折宣言はどこへやら。
明るく続けて、「今は見えないけど、何日かしたら
ひびが入ってたとかよくあるからね。もしまだ痛みが
続くようなら、ボクはこの曜日にいますのでまた
きてください。なるべく歩かないようにね。」
と痛み止めと胃薬を処方されたのでした。
会計が終わり、処方箋を受け取って薬局へ行こうとしたとき
ふと処方箋に書いてあるカタカナに目がいきました。
スキップ
なになに?
痛くなければスキップ可
むむ?なんと?
もう一度読んでも
痛くなければスキップ可
え~!?(笑)
スキップって、子供のころによくやった
楽しい時なんかに片足で跳ねるやつ?
タンッタ タンッタするやつのこと~?
治ったらスキップしていいよってこと~?
うんにゃ違うだろうなきっと。 にやにや。
薬局で、「痛み止めなので、多めのお水で
食後に飲んでくださいね」と薬剤師さんからの
注意事項を聞いて、お薬をもらって帰った私。
なるべく歩くのを控えて、自転車で買い物したりしながら
欠かさずお薬を飲んだお陰で、数日後には小指の痛みは
和らいできたけれど、なんとなく胃が重く気持ちが悪くなってきました。
痛み止めの副作用かな、と。胃が弱い母が良く言っている
「痛み止めを飲むと胃が痛くなるから私は飲みたくないのよ。」
という言葉を思い出しました。
私はそれほど胃が弱いとは思っていなかったけれど副作用かな。
そこでふと思い出したのが処方箋にあった、あのコメント。
痛くなくなればスキップ可
もしやと思ったけれど、ネットの辞書、英辞郎で確認したら
skip(スキップ)には、省略する、飛ばす、抜かす、読み飛ばす、飛ばして進む
という意味もありますね。(笑)
「痛くなければ飲まなくてもいいんだよ~!」
と言っている、あの先生の笑顔が目に浮かびます。
またあの先生にお目にかかるためには
また私が何かしらの負傷を負わねばなりません。
今生でもう一度お会いできるかできないか
わかりませんが、会うことがあれば、
痛くなければスキップ可
のお話をしてみたいなと思います。
皆様今日もよい1日をお過ごしください