たんまに、、、

、、、、ちょろっと、本心。


アタマ壊れたらえーのになって、思う。

私には、自殺なんかでけへんし

アタマ狂って、

病院放り込まれたらえーのになって、

たんまに、心からそう思う。

ゴッホさんや、ブールデルさん、もそうやった。でも、ブールデルさんは、すごい壮絶やったみたいだけど、ヒトそれぞれやしな。


精神病院への投獄は、正常な人間には苦痛やろうけど、アタマ壊れてたら、窮屈とか感じるだろうか???


はるかの入院中、面会に行くと、もちろん、変な人もたくさんいたけど、



とても幸せそうなおばあちゃんがいて、私、そしてはるかにとっても、忘れられないおばあちゃんが二人いたの。そのうちのひとり。


お顔は白くて、ふんわか、ぽっちゃりしてて、お洋服は少しひらひら系。そしていつも笑ってて子供みたいやった。    そーやなー、例えたらシュークリームみたいなおばあちゃん。

だけど、真っ赤な口紅をはみ出し気味につけてて、ほっぺには口紅でぐるぐる渦巻きマークを描いてはった。。。。。(^_^;)

病院の大きく広がったガラス窓のそばのベンチに座って、中庭をのぞきながら、はるかとその人の話しをしたことを今も鮮明に憶えてる。


あの人、きっと、どこかのお金持ちのお家の奥さんだったんだろーねー。

なんだか、いつも幸せそうな空気をまとってふわふわしながら歩いてはるね〜。


たとえばさー、
お家の裏に小さな庭があって、雑草も混じってるけど、小さい花がたくさん咲いてる小庭にいて、のんびりしてはる感じやなー。蝶々ひらひらしててさ。

多分、はるかもうんうんそーやね、って言ったと思う。

それで、その時は、(誰のためだかわからんかったけど)

「お母さん、小さい可愛いお庭にあの人がいる絵を描いてみるわな」ってあの時はるかに言ったと思う。

でも、私は、結局描かなかった。


イメージはこんな感じでした。

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ハンス・フィッシャーさんの「こねこのぴっち」という絵本の1ページです。
これは、はるかの本ではなく、私が小学校の時に好きで読んでいた絵本です。懐かしくて大人になってから買いました。1954年初版発行、私のは1980年第25版発行。たったの380円也。
岩波書店の絵本は、派手さはありませんが、逆に、心にやさしくしみる絵本が多いと思います。



あ、話しがそれました。もどします。




あの時、そんな病院内でも、とても親しくしていた人がいたこと。

はるかのとっても大好きなおばあちゃんがいたのに。

でも、そんな病院だから、尚更、絶対に連絡は取れない。まだはるかは生きてた時に一度お手紙を書いたけど、受け付けてもらえなかった。

なんとなく、さみしいってこーゆー事だね。

伝える必要はどこにも見つけられないけど、

うまく、あらわせられないもどかしさを、

今、ものすごく、感じてる。





私も、狂ってしまえれば、いいのに、

そしたら、もうこれ以上頑張らなくていいのに、

苦しさから逃れられるかもしれないのに、


みんな捨てちゃうの。
みんな、なくしちゃう。



と、たんまに思う。。。。



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こんな可愛い絵もありました。
ぴっちが夜中、狼とフクロウに襲われて、少し病気になったので、おばあさんがミルクを飲ませて看病しているところ。犬のべろも心配そう。


では、おやすみなさい。