小さい駅の駅前は変わっていなかったが、目じるしにしたかったお店などは、消えていた。
狭かった道もすっかり広くなり、溝もなくなり、約20年の歳月をかみしめながら、迷い迷い、歩いた。
やっとたどり着いた。
あの場所に…。
蛍の飛んでた沼には残念ながら水がなかったので、いつも遊んでいた広場と沼との間の、大きな木の根元に埋めてきました。
『あのね、ワタシね、土の中に入って、それからまた、ずっと生きるのよ。
ここは、葉っぱでふかふかしてとってもあったかいよ』
「はるかの絵の本」できました。
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