私の娘は、
ザンネンながら、
若くして死んでしもた。


それよりも以前に、私は別居して、
そして、離婚した。


上の2行は、娘の自死にかなりの影響を与えた事と認識し、色んなことを、アホなアタマの中で長い間、反芻する事が強いられた。

離婚した時に、名前を旧姓に戻すか、そのままにするか、少し迷ったけれど、
旧姓にもどすのは、銀行やら、保険やら、区役所やらの手続きがたいへん面倒だろうなという事と、
旧姓のワタシより、結婚生活は潰れてしまったけれど、親の元で生きてた時より、結婚後のワタシの方が、ワタシらしく生きてた感じがするので旧姓に戻さなかった。
離婚後、旧姓に戻さなかったことに対して、私の元ダンナは不服そうだったが、理由を聞かれて、「色々面倒やん〜どっちを選ぶかは自由やねんで」と返答したら、面倒な事のモノスゴく嫌いな元ダンナは、私に返す言葉を持たなかった。


その時は、はるかちゃんはしばらく生きていたが、その後、はるかちゃんは自ら死を選んでしまい、


私の今の心境は、

私ははるかの母親として、ずっと生きていきたい、
だから、そのままにしていて良かったと、
今、心から、そう思っている。


私の大切な娘の名前は
村井陽香、はるかって読むんだよ。
いい名前でしょ〜?
4月7日生まれ、太陽の香りの陽香ちゃん。

私の名前は
村井尚子。尚子の尚が坊さん臭くて昔は大嫌いだったけど、誰にとっても発音しやすいみたいで、今はキライじゃなくなった。

私たちは、母と娘なのよ。

趣味も何もかもがそっくりなの。

はるかちゃんは、とっても優しすぎるとこだけがワタシと唯ひとつ、違うところなのよ。


だから、私の名前は、これで良かったの。

村井はるかと村井尚子だよ。

はるかちゃん、

聞いてますか〜〜〜????


チオちゃんまで、連れていったの〜〜???

ココはわからない・謎だね。


残酷すぎるよ。


お母さん、これでも、すごくがんばってるつもりやねんで……


ごめんな。


もっと、美味しいのを食べさせてあげたかった。
もっと一緒におさんぽしたかった。
いろ〜んなところに連れて行ってあげたかった。
ふわふわした柔らかい身体をぎゅーっと抱きしめてあげたかった。


何でおらんのや     ?   ?    ?     ?   ?    ?




「はるかの絵の本」できました。
➡️  http :/kopeka.thebase.in/
{C6B608C1-4DCF-4D9D-9680-679182615E5B}

前のおうちにね、小さな小さな薪ストーブがあってね。冬になったら、そこに真っ黒い鉄鍋を乗せて、豚汁を作ったり、お雑煮を作っていたの。
鉄鍋はもう要らないから、どこかで誰かに譲りたいの。でも、とっても重いから、なかなか出せないよ……もう要らんのにさ。