ご存知でしょうか。
私の近所の書店のビジネス書コーナーにも必ず並んでる。
企業の内情を取材して、悪事を暴いていくという。
ちょっと週刊文春と似てるけど、政経分野にほぼ特化した、
日経とかとは別の意味で面白い経済誌。
時々買って読んでます。
発行主は株式会社財界展望新社。
ちょっと調べてみる。
「財界展望」という名前で1957年に創刊し、2006年にリニューアルしたらしい。
「財界展望」は知らないけど、ZAITENは衣替えで成功した例じゃないでしょうか。
久しぶりに買ってみた。
相変わらず読み応えがあっておもしろいんだけど、あることに気がついた。
日生、サントリー、伊藤園、ファミマ、宝ホールディングス、住友不動産、清水建設…。
以前より広告が増えてるんじゃない?
雑誌にとって広告は大事な収入源だということはわかる。
でも、Zaitenは企業糾弾誌。
民放がスポンサーの悪口を出さないとよく聞くけど、
それは彼らの収入が(不動産とかの別事業はあるものの)基本CMに限られてるから。
でも雑誌は読者がお金を払って買うもの。
Zaitenに広告主のネタが入ったときはどうするのかな。
営業担当者は、どういうセールスで広告をとってるのだろうか。
収入を優先して、公告主に忖度することで記事にキレがなくなると、読者が離れる。
マスメディアのジレンマですね。