ちょっと目を疑う光景だった。

 

インドネシアで行われているアジアジュニア選手権大会2024。

 

その団体戦のグループ予選リーグ。

 

日本対中国。

 

グループで互いに2勝0敗。

 

事実上の決勝戦といってもいい。

 

YouTubeでライブで見ていた。

 

1-1でむかえた第三戦は男子シングルス。

 

日本側は川野寿真(かずま)選手。

 

福島県ふたば未来学園。

 

2年でありながら春の高校選抜でシングルス準優勝。

 

中国は張志傑(Zhang Zhijie)選手。

 

中国バドミントンは卓球にも劣らず世界最強。

 

団体戦の男子シングルスに起用されてるということは、同世代で将来の世界一に最も近いところにいると言っても過言じゃない。

 

いやがうえにも盛り上がる状況。

 

その張選手が1ゲーム目の11-11で、次のプレイのため構えた瞬間崩れるように倒れ、手足をばたつかせて動かなくなった。

 

とにかくぎょっとした。

 

試合は中断、選手は担架で運ばれ、その試合で日本は惜敗した。

 

翌日倒れた選手大丈夫だったのかなと思ってググると、亡くなったと。

 

衝撃だった。

 

心不全。

 

確かにそういう倒れ方ではあった。

 

バドミントンは激しいスポーツであることは間違いない。

 

でも中国のスーパーエリートです、相当負荷をかけた練習をこなし、追い込むことには慣れているはず。

 

こんなことがあるものなのか。

 

どういうコンディションだったんだろう。

 

もちろん世界のバドミントン界にとって残念この上ないことだけど、

 

それよりご家族を思うと胸が痛い。

 

ご冥福を祈りたい。