年のせいにしていいのかわからないけど
あまり音楽を聴かない。
クルマで聞くラジオがAMだったり、ラジコのラジオ日経だったりするから、生活で新しい音楽が入ってこないんだね。
それでも時折ラジオやネットで、いいな、と思う曲があって調べると、
もうずっと前に流行ってたやつだったりする。
先日もユーチューブを見てたら、はっとするBGMが。
調べたらトラヴィス・スコットのTelekinesis。
去年の夏でた曲か。
曲の詩はわけがわからない。
けど、幻想的でずっと聞いていたくなる。
途中からSzaが入る。
この歌声が、男たちを狂わせる。
あふれる感情に押しつぶされそうになってる野郎たちだけを切り取った動画もあった。
昔、1933年だけど、
数百人が自殺したといわれ、
BBCで放送禁止になった
「暗い日曜日」という曲があったなあ。
それを思い出した。
そのくらい心に突き刺さってくる音楽があるんでしょうね。
Szaの最近ヒット曲はKill Billといって、
こっちは聞き覚えがある。
ドリーミーな感じの、耳になじみやすい優し気な音楽。
あらためて歌詞を読む。
元カレを殺してから、
元カレの彼女も殺すかも
まだ好きだから
自分のものにならないんなら、
誰にもわたしたくない…
と、おそろしい内容だった。
しかも最後は、
元カレを殺した、その後彼女も殺った
過去形になっとる。
怖い、怖すぎる。
これ感受性が高くて思いこみの激しい人が失恋した時聞いたら、
え、やっちゃっていいの、やるよっ!てならないのかな。
この曲もこれが入ってるアルバムも今年のグラミー賞にノミネートされてたというから、
ちょっと日本だと考えられなくないですか。
アメリカの言論の自由、表現の自由は筋金入りだね。