早朝、皇居に久しぶりに走りに行く。
途中高田馬場の吉野家に寄って腹ごしらえ。
牛丼並み。
すると女性店員、ギュドンテュルデキ?
あ、外国の方ね。
最近都心のコンビニとかファストフードは外人がお客さん対応してることが多い。
え?
ギュドンテュルデキ?
え?牛丼、何?
テュルデキ?
どうしてもわからない。諦める。
ゆっくり言う、牛丼、並み、ひとつね。
プイッという感じで体を回転させて奥に入り、厨房に言ったことを繰り返す。
しばらして丼を持ってこっちに向かってきた時、はっと気が付いた。
「あ、さっき“つゆだく?”って聞いたの?」
すると、またプイッと体を回転させて引き返そうとする。
「あ!、いいのいいの、それで」
はー、発音もリスニングもいまいちなんだ。
テュルデキでわかる人いるのかな。
そもそも店員から「つゆだくですか?」って聞かれたことないし。
食べてみると、若干つゆだぐ気味だった。
この店は以前も、何も言ってないのにつゆだくにして持ってきたんだよな。
なんかあって、確認するようにしてるのかな。
僕つゆだく嫌い。
底は白いご飯が残ってる方が好き。
高田馬場はバーガーキングもそうなんだけど、外人の店員さんだとちょっとコミュニケーションとりずらかったりする。
でも、大体一度聞き返すとゆっくり言ってくれたりで理解できる。
ここまで聞き返したのは初めて。
なんだろう、向こうが何でわからない?という態度なんだよね。
歩み寄らないというか。
ロスアンゼルスのマックで注文した時もヒスパニア系店員のフォヘラトゴー?がわからなかった。
Fore here or to go?だったんだけど。
あと思い出した、ロスのYoshinoyaは、夜勤の店員がことごとく注文をとり間違えてお客と揉めてたなあ。
で、口論のあげく店員がお客にF〇〇K YOU!って言ったんだよ。
夜だったから怒った客が銃を持って戻ってくるんじゃないか怖くて、かっこんで店を出たよ。
もう30年くらい前の話だけど。
ちょっとありえないでしょ、わが国では。
アメリカでは英語がわからないでやってる店員って多いみたいで、そういう冗談をたまに聞く。
どうか英語で話してください、みたいな。
ところでさっきのお嬢さん、会計するときも、客を待たせてることに焦らないというか、一度にひとつのことしかできませんって感じでやってる。
これこれ、海外では普通にあるな。
僕に気づいた厨房の日本人男性が駆け寄って来て愛想よく対応してくれた。
なるほど、日本もそうなってきたか。
思うにそれを不便と感じてるのは年寄りだけで、
若者は案外もう慣れてるかもしれませんね。