こんにちは、ポテルカです。

 

物議をかもしていますね、アカデミー賞でのハプニング。

 

侮辱が悪いのか暴力が悪いのか。

 

今日ジョギングしながら、何気に考えておりました。

 

手を出すのは言語同断だけど侮辱する方も悪い、深く考えなくていいならそれで終わり。

 

もう少し考えてみる。

 

どこまでひどい侮辱なら殴っても許されるのか。

 

また殴る側も相手に与えるダメージがどの程度までなら許容されるのか。

 

そもそも侮辱って何、暴力って何?

 

侮辱と暴力の線引きができないと、答えは出てこないんじゃないかな。

 

でも、世の中明確な定義がないままに善悪、勝敗を決めなければならないことが多い。

 

ふと頭に浮かんだのが、オリンピックでの柔道の試合。

 

勝ち負けは一本、技あり、有効、指導、注意、警告などの要素で判断されるけど、

 

個々のケースにあてはまるかの判断は審判数人にゆだねられている。

 

だから、柔軟性を持って状況を判断できる一方で不公平に映ることがある。

 

こういうあいまいさを残した判断は空手とか剣道でも顕著ですね。まあ体操もフィギュアスケートも飛び込みもそうか。


米映画芸術科学アカデミーは、今回のクリス・ロックさんの度が過ぎるジョークをウィル・スミスさんへの技ありとし、スミスさんの平手打ちは気合い、姿勢、スピード、力の乗り具合で一本に値すると見て、ロックさんに一本勝ちを与えたということでしょうかね。

 

スミスさんは口で抗議してれば、あるいは肩を小突く程度にしていれば一本はとられず、判定で勝利してのに…。

 

ちょっと一本の意味が逆なのでわかりにくい例えになっちゃった。
 

でもとりあえずそういうことと、自分なりに納得しました。

 

ところで、フェンシングは電気審判機を採用することで、人の判断特有のあいまいさを排除しましたね。

 

テニスの大規模な国際大会ではホークアイというシステムが導入されて線審の判断を補っていたけれども、コロナの影響とシステムの向上で自動化がさらに進み、全てのきわどいボールが即時に判定されて、線審がいなくなり、選手もインかアウトかで揉めることがなくなりました。次に不要になるのは主審でしょうかボールボーイ/ガールでしょうか。

 

世の中のあらゆるいざこざに関して、莫大な数の判例を学習したAIが、瞬時に過失割合を決めて被害額を算定し、その根拠も明確に示してくれる、そういう時代が遠からず来るんでしょうね。

 

ところでテニスついでに…

 

明日は大坂さんとシフィオンテクさんのマイアミオープン決勝。

 

苦手なケルバーとベンチッチを倒し、グランドスラム優勝時を彷彿させるなおみちゃんと

 

目下16連勝中、ナンバーワンのバーティが引退して今まさに無双のイガちゃん。

 

テニス好きにはたまらない一戦。

 

DAZN、月3,000円は高いけど、明日ばかりは安いと思います!