こんにちは、ポテルカです。

 

さて、今朝、zelensky natoでググってみました。

 

すると“ウクライナ、NATO加盟断念か”という記事がでてきます。

 

In nod to Russia, Ukraine says no longer insisting on NATO membershipPresident Volodymyr Zelensky said he is no longer pressing for NATO membership for Ukraine, a delicate issue that was one of Russia's stated reasons for invading its pro-Western ne… www.france24.com

 

アメリカのABCニュースのインタビューに、ゼレンスキー大統領が“NATO入りに強くこだわるわけではない”と漏らしたということを、フランスのテレビ局のウェブ版記事が報道したものです。

 

これがABCのインタビュー。4分あたりにそれとなく語っています。

 


これを伝える記事で現時点でみかけるのは英仏のものばかりです。

 

この状況を受けて、米tulsi gabard元下院議員のコメントです。

 

「テレビは冒頭、新聞は一面に出すべきこと。なんでみんな知らないふりしてるんでしょうか?」

 

 

そして日本。今朝クルマの中で流して聞いたテレ朝のニュースはというと相変わらずです。

 

「ゼレンスキー大統領の言葉の力」などというテロップをつけて、自由の為に戦うウクライナ、勇気ある大統領、燃え崩れるキエフ、泣く子供たち。悲劇であり英雄劇でありウクライナ国民の希望と勇気の物語。

 

日本のメディアは、ニュースをドラマ仕立てにして舞台のようなナレーションをつけて流しませんか?スポーツ、政治、コロナとテーマは変わるものの同じような料理に仕上がってくる。

 

報道というより台本付ノンフィクション、それが私の日本のテレビニュースに対する認識です。

 

そうしないと日本の大衆は目を向けないということでしょうか。

 

お前ら味付けを濃くしないと食べないやろ、みたいな。

 

台本を書いているのはテレビ局の奥の方にいる顔の見えない誰か。

 

そういうテレビ局の意図については夏野剛さんが面白く分析されてます。

 

 

 

まあ、それはそうとしてNATOです。

 

私は、こんだけ人が死んでから、NATOもう諦めようかなって言うのか!?と思いました。

 

玉川徹さん、坂上忍さん、橋下徹さん、らがEC入りNATO入りするより命じゃないの、と疑問を呈しています。

 

私もそれがまっとうな感覚だと思います。

 

でもこういうとかなりバッシングされます。

 

古舘伊知郎さんは炎上を恐れてかものすごく用心深く、我々は西からものを見ていることは否定できません、と言ってました。

 

ECに加盟する自由、NATOに加盟する自由のためにウクライナは戦い、それを世界とくに西側諸国が応援している、ということですよね。

 

ゼレンスキー大統領は、NATOが強力にバックアップしてくれる、一緒に戦ってくれると信じていたからこそ賭け出たんじゃないでしょうか。

 

でも振り返ったらずっと後ろで声援と物資を送るだけだった。

 

さらにNATOが後ろ盾になってくれたら、ロシアも世界の目があるのでそうは強く出てこないだろう、そう思っていたんじゃないでしょうか。

 

でも容赦なくぶん殴ってきた。

 

見極めとかけひきが、外交を任されている政治家に求められる資質であるとすれば、ゼレンスキーさんはそれを有していなかった、情勢を見誤ったために戦死者と難民が増え、首都が焦土と化した。

 

逃げない勇敢な大統領とは違う評価の仕方もできるわけです。

 

そして、アメリカ。

 

ロシアを糾弾しながらも米軍は出動しないと繰り返すバイデン大統領。

 

結束とロシア制裁を欧州各国にとりつけるものの、戦争を回避する努力をしているようにはどうしても見えないハリス副大統領とブリンケン国務長官。

 

このブリンケンさん、やさしそうななおじさん風ですが、全世界を飛び回ってるのに日韓、香港と中国、アフガニスタン、そして今回のウクライナでまともな成果を出しているようには見えないんです。

 

たとえば何度も日米韓の三者会談をしてますが、いつもこの人、困ったもんだよ、と肩をすくめてるだけのように見えます。会談をこなしてるだけちゃいますのん、けんかしてる当事者が言うのも厚かましいですが。

 

私には、アメリカがゼレンスキー大統領をそそのかし、ウクライナ人を楯にロシアとチキンゲームをしているんじゃないか、そういう図に見えて仕方がない。

 

そしてそれをUFCばりに、ライブコンテンツとして世界に流しているメディア、そういう見方をしてしまうのです。

 

私は10代のころからずっとアメリカ大好き男子です。

 

洋楽と洋画でアメリカを夢に見て、アメリカ人家庭に入って高校に通い異文化に寛大で自由を謳歌する文化に憧れ、社会人になってその大胆な発想力と合理的な経営を見習いたいと思いました。

 

アメリカのトップイコール世界のトップだと今も思っています。

 

その世界に冠たるUSAのトップスリー。

 

バイデン大統領もハリス副大統領もブリンケン国務長官も前のトランプ大統領と比べると格段に常識があって良い人達に見えるんです。怖い顔しないし。

 

その人たちは大声でロシアをののしり、ウクライナには自由の為にがんばれと言い、でもアメリカ人を絶対戦争にはやりませんと。

 

あれ、ここしばらく支持率落ちてましたよね。

 

 

最近の私は、彼らは実は「再選にしか興味ない3バカ、もっと言うと3巨悪」なんじゃないかと思ってしまう。

 

その認識が間違っていることを祈るばかりです。