こんにちは、ポテルカです。

 

ウクライナ人の兄弟ユーチューバーのサワヤンさんがウクライナの義勇兵に志願したという記事読みました。

 

サワヤンのユーチューブは見たことないです。

 

でも朝倉未来さんとのスパーリングは見ました。サワさんもヤンさんも大きいし強くてびっくりした。

 

国籍はウクライナなんでしょうかね、でもほぼ日本生まれ日本育ち。

 

慶應を出てユーチューバーとして成功してモデルもやって、そういうアイコンが祖国の為に戦うという決心をするというのは、日本の若者にとってすごい衝撃でしょうね。

 

主君のため、名誉のために命を捧げる、もしくは自害する武士がいたという話は、歴史小説とか時代劇の昔話。

 

祖国のため天皇陛下の為に戦ったという人たちも、もう僅かしかご存命ではない。

 

命を捧げるのですから、究極の滅私ですよね、そういう価値観は、戦後はほぼ見かけなくなっていました。

 

命が一番大事。不自由なくできるだけ永く生きたい。だから「老後のための2000万円がない、政府はどうしてくれる!」、って怒ってるわけでしょう。

 

もしもテレビでサワヤンさんの後に、2000万くれくれ中年の映像が出てきたら…もう十分生きたでしょう、サワとヤンを見習え!って思ってしまうだろうな。

 

自分を棚に上げておりますね。

 

やはり自分も死んだ何もかも終わりや!、と思っているのでどういう状況でも敢えて志願することは想像しがたい。

 

サワヤンさんも日本で知名度があるので、戦火の祖国に乗り込んでいくんじゃなくて、別の形でウクライナへの貢献を考えられた方がいいとは思います。

 

でもそれは外野が頭で考えたこと。

 

当事者のサワヤンさんは、日本に安住する自分を善しとしないんでしょう。

 

同胞が傷ついているのに日本で安全に暮らしている自分が許せない、そういう民族を想う遺伝子というか、まっすぐな気持ちを抑えることができないんじゃないでしょうか。

 

そこには成功してお金を儲けて楽しく暮らすという現生の欲望を超える上位の欲求が存在するということでしょうか。

 

ですから、心が痛いとか、戦争反対とか、そういう言葉でまとめることはいたしません。

 

戦うとは何か、殉死とは何かということを、考えていきたい。