こんにちは、ポテルカです。
企業の不祥事が発覚することありますよね。
粉飾決算、許認可データの改ざん、リコール隠し、パワハラによる自殺隠ぺい…。
記事を読むと、最後の方に内部告発があったと書き添えられていることがある。
ふと思う。
内部って言っても、今の社員じゃないんだろうな。
だって騒ぎが大きくなると、巡り巡って自分の給料が減ることになるだろうし、なんかの拍子にバレて会社に報復されるかもしれない。リスクが大きい。
だとすると、元社員ってことが考えられる。
会社に恨みがあるのか正義のためにやるのかからないけど、内部告発で不正が明らかにされると気が晴れる人がいる。
それだけじゃない。
マスコミにリークすることで謝礼がもらえるかもしれない。
さらに、先にその会社の株を先物で売っておけば、報道されて問題が明らかになれば株価が下がる。そこで買い戻せば儲かる。
自分でやってそれが発覚するとインサイダー取引になってしまうのかな。であれば親類か知人に売買してもらう。
会社側としては、当該内部事情に詳しそうで、最近辞職して、会社に恨みを持ってそうな元社員のリストを税務署に渡して、その親類の口座を追いかけてもらえば、誰がやったか突き止めれるかもしれない。
ただ、突き止めたとしても、この人物が不正をしたと証明するこができるだろうか。
さらに、仮に税務署が告発者の親族に先物による多額のもうけを確認でき摘発できたとしても、社会の巨悪をまがりなりにも正した人物を罰するということが、世の中にどういうメッセージを送るのかということを考えると、労多くして益少なし、そこまでやらんでもええか、ということになるのかな。
それにしても、記者っていろんな選択しがあるね。ちゃんと記事にして手柄を立てることもできるし、その情報で巧みにインサイダー取引もできそうだし、経営陣に知り合いがいればリーク情報をその会社に逆リークして謝礼をもらうってこともあり得るのかな。
企業の不祥事の記事を見ると、こういうことを考えてしまう。