引用:http://www.japan.nsk-dental.com/

 

日本国内よりも、世界での販売割合が圧倒的に高い。

ビジネスをされたことのある経営者の方なら

憧れたことのある理想像の一つですよね^ ^

 

それを実践しているのがナカニシという企業。

※東証JASDAQスタンダード(7716)

 

歯科製品関連:約85%

工業製品関連、その他事業:約15%

を中心に事業を展開している

主に歯科、「ヘルスケア分野の企業」といっていい(かもしれません)

精密機器メーカーです。

 

 

引用:http://www.nsk-dental.com/global/

 

主だった事業である「歯科製品関連」でいえば、

欧州33%、日本20%、北米16%、アジア14%、その他17%とのこと。

※第67期決算期BUSINESS REPORTより

 

会社経営をしていて、

多くの経営者が抱える悩みの一つに、

「顧客・マーケットの分散」があります。

 

特に、上顧客を抱える、

あるいは一定の地域的市場で結果が出ると

会社としては業績が上がりやすくなり

非常に喜ばしいことではありますが、

一方で、「そこが倒れたらアウト」

という状態が作られやすくなるリスクが高くなるわけです。

 

DIVERSIFICATION

 

顧客やマーケットが地理的に「多様化」していることは

非常に理想的なことだと思います。

 

しかも、ナカニシのように

海外の比重が高いということは

事業リスクが分散されるメリットを享受できますし、

同時に世界のトレンド、

顧客の最先端のニーズをつかみやすいポジションにある

といえるのではないでしょうか。

 

KEY POINT

 

企業にとって、「売りが強い」ということは

継続的に発展するうえで、欠かせないファクターです。

 

国内での需要が多い日本という国では、

ついつい国内にとどまりがちになりますが、

ナカニシのように海外の売りが強い企業というのは

これからのグローバル経済において

「真に強い」販売力をもっており

世界の観点からみて、非常に魅力的で

バランスの良い企業と言えると思います。

 

色々ナカニシについて書かれた資料を読んでいると

どうも国内で販売がうまくいかなかったので

海外に出たと書かれているものがありました。

 

ピンチをチャンスに変えることで、

大きな実りを得たナカニシの姿勢

見習いたいものですよね^ ^