続いて男子の注目選手です。こちらも代表主力選手達は除きました。

≪ウィングスパイカー≫
山田脩造選手(豊田合成トレフェルサ)
福岡大附大濠高校時代に出場した春高バレーでは、池田隼平・柳田将洋選手と共に、平成の三羽ガラスとして注目を集めました。193㎝と高身長ながら、レセプションにも参加するパスヒッターとして活躍しています。サーブやスパイクでの精度は高く、コースを狙う技術に優れています。パワーアップしていけると、一気に代表候補になっていきますね。

今村貴彦選手(パナソニックパンサーズ)
中央大学時代、石川祐希・関田誠大選手と共に何度も日本一に輝きました。大学時代はオポジットとして試合に出場していましたが、内定選手として出場した昨シーズンはレセプションに参加するウィングスパイカーとしてもプレー。守備力の高さも見せてくれました。攻撃専門のポジション経験者ということで、前衛だけでなくバックアタックやサーブでも存在感が光る選手です。

安井勇誠選手(JTサンダース)
今年のゴールデンウィークに行われた黒鷲旗で、JTサンダースの優勝に大きく貢献した選手です。持ち味は豪快なスパイクと、強烈なジャンプサーブです。前衛でも後衛でも攻撃に対する意識が高く、常に攻撃態勢を整えます。守備にさらなる安定感が出てくれば、今シーズン大ブレイクの予感です。

星野秀知選手(東レアローズ)
東亜学園高校時代から攻撃の切れ味は抜群でしたが、東海大学でレシーブ力とパワーが増しました。今では東レアローズの攻守の要としてコートに立つ機会も増えています。昨シーズンまでは、崩れ出すと立て直すのに時間がかかりましたが、更に早い切り替えができるようなるよう期待です。

≪ミドルブロッカー≫
細中久里寿選手(豊田合成トレフェルサ)
高身長の有望選手が大学生に多いポジションですが、リーグにも期待の選手はいます。最も期待するのは細中選手。高い打点から長いコースに打つクイックははまると止められません。横移動も速く、ブロックでも粘り強いミドルブロッカーです。パワーがつくとさらに攻撃のインパクトが増しますね。

黒木康太郎選手(東レアローズ)
パンチ力があり、力強いスパイクが持ち味です。しかし、肘が曲がり打点が落ちてしまうこともあるので、常に高いところから打てるようになるとさらに得点力アップです。ブロックの横移動も、さらなるスピードアップをして欲しいところですね。

≪セッター≫
山本湧選手(サントリーサンバーズ)
柔らかいハンドリングが持ち味です。バックトスをするようなフォームでもフロント側のセットをできるのが最大の武器です。とても攻撃的なセッターで、ブロックやジャンプサーブも強力な武器です。東亜学園高校時代には、春高決勝の第5セットに自身のサーブで逆転し、チームを優勝へと導きました。明るいキャラクターも、チームに勢いをもたらしてくれるでしょう。

佐川翔選手(堺ブレイザーズ)
大学時代はオポジットとして活躍していたこともあり、スパイカーの打点を活かした優しいセットをします。柔らかいハンドリングからのバックトスの伸びは素晴らしいものがあります。バックセンターのbickを上手く絡めたゲームメイクにも注目ですね。ミドルブロッカーの打数が増えてくると更に面白いです。

≪リベロ≫
川口太一選手(豊田合成トレフェルサ)
ベテランが多いこのポジションですが、リーグ最年少でベンチ入りを果たしているリベロです。星城高校時代、石川祐希選手らと共に公式戦99連勝を果たした後すぐに豊田合成入り。石川選手共にモデナに短期留学も果たす。古賀幸一郎選手がいて、なかなか出場機会はありませんが、多くのことを盗んで正リベロの座をつかんで欲しいですね。

井手智選手(東レアローズ)
昨シーズンも新人選手として出場しました。持ち味はディグで、反応が速い選手です。レセプションの安定感が増し、ディグでパワー負けしなくなると、出場機会が増え、正リベロの座を狙えるかもしれませんね。



東京オリンピックに向けて、女子以上にレベルアップが必要となってくる男子です。有望な選手も多くいますので、怪我せずに育っていって欲しいですね!



もうすぐ開幕する今シーズン。活躍が期待される注目選手を挙げてみたいと思います。(全日本の主力選手は除きます)
各チームから挙げようと思いましたが…多いチーム少ないチームあります。


≪ウィングスパイカー≫
柳田光綺選手(NECレッドロケッツ)
14/15シーズンの優勝の立役者で、先日のアジアクラブ選手権でも大活躍しました。現在チームではレセプションに参加しないオポジットとして活躍しますが、文京学院高校時代は、守備力も高いレセプションアタッカーとして活躍していました。ディグの能力も高く、外国人選手が入る時に比べるとラリーに持ち込めるシーンがかなり多くなりますね。最大の武器はジャンプ力。169㎝と小柄ながら、ダイナミックなジャンプから放たれるスパイクは切れ味抜群です。また、対策されてもブロックアウトやフェイントと、引き出しが多いことも魅力の1つです。

高橋昌美選手(JTマーヴェラス)
残念ながら降格してしまったシーズンにも、主力として活躍しました。持ち味は跳躍力と空中バランスです。ファーストテンポの攻撃も得意としており、決して助走を短かくすることなく高い打点で打ち切ることができます。JTマーヴェラスの先輩、谷口雅美さんを彷彿させるようなスパイクの切れ味ですね。帰ってきたプレミアリーグでどこまで活躍できるのか、レベルアップしたプレーに注目です。

金田修佳選手(岡山シーガルズ)
2015年の春高準優勝チーム、大阪国際滝井高校でエースとして活躍しました。その直後から内定選手としてプレーし、昨シーズンも主力として活躍しました。持ち味は肩の柔らかさです。その柔軟性を活かしたスパイクのコース幅とても広く、立ちはだかるブロックに対しても打ち分けることができます。パワーアップすると更に決定率が上がりそうですね。

≪ミドルブロッカー≫
伊藤望選手(東レアローズ)
14/15シーズン、入団するとすぐに主力に。パワーあるスパイクを武器に、東レに欠かせないミドルブロッカーとなりました。エンドライン後方から放たれるロングジャンプフローターサーブは、とても重たく、ブレイクを生み出します。178㎝とミドルブロッカーとしては身長が低く、ブロックはまだまだ課題ですが、すっかり武器となった移動攻撃やクイックで、チームに勢いをもたらしてくれるでしょう。

平松美有紀選手(トヨタ車体クインシーズ)
移動攻撃が武器の安定したスパイカーです。横移動のスピードが速く、ブロックでも安定した力を発揮します。藤田夏未さんとの信頼感は厚く、チームが苦しい場面でも流れを切る頼もしい存在でした。今シーズンはセッターが変わり、ミドルブロッカーには荒木絵里香選手も加入する為、今までよりも更に厳しいシーズンになると思いますが、パワーアップした姿に期待したいですね。

佐川奈美選手(NECレッドロケッツ)
共栄学園高校時代は、オポジットに入りサウスポーエースとして活躍しました。NECに入ってから、オポジットとミドルブロッカーのどちらも経験しましたが、アジアクラブ選手権ではミドルブロッカーとして活躍。すっかり動きも染み付き、世界でも珍しいサウスポーミドルとしての活躍が期待されます。サーブでも、ジャンプサーブを持ち、ブレイクを生み出します。

井上奈々朱選手(日立リヴァーレ)
打点の高い力強いスパイクが持ち味です。移動攻撃では、短い攻撃と、アンテナいっぱいまで伸ばす攻撃とを使い分けます。昨シーズンまで対角を組んでいたパオリーニ選手のいいところを多く盗んだ選手です。エンドライン後方から放たれるロングサーブは、変化も大きく相手を崩すシーンが多く見られます。ブロックでの存在感が更に増してくれば、一躍代表候補です。

≪セッター≫
山口かなめ選手(NECレッドロケッツ)
柔らかいハンドリングでのセットアップが持ち味です。攻撃のスピードを求めても、セットが速くなることはなく、スパイカーの打点を落とさないファーストテンポのセットアップができることが持ち味です。サーブ力にも定評がありますが、ラリー中ボールの下に入るのが早くないので、動きを速くして、ディグ能力を上げていければ全日本入りもあるかもしれません。

白井美沙紀選手(東レアローズ)
大和南高校時代は、エースとして活躍しつつもセッターとしての能力を磨きました。ユース世代では多くの大会にセッターとして出場し、経験を積んでいます。サーブ力にもあり、多くのブレイクを生み出します。強気なセットが持ち味ですが、その分低く速くなる傾向もあるので、スパイカーとして活躍した経験を活かしてプレーして欲しいですね!

≪リベロ≫
小池杏奈選手(日立リヴァーレ)
金蘭会高校時代、春高優勝に大きく貢献しました。持ち味は相手のスパイクの正面に入る読みと反応の速さです。セッターがファーストタッチした際には、ジャンプセットで確実に持っていくことができ、セッターもディグに専念することができます。ロンドンオリンピック代表の佐藤あり紗選手との熾烈なレギュラー争いとなりますが、そこで勝ち取ることができれば、一躍代表候補ですね。

鳥越未玖選手(NECレッドロケッツ)
鹿児島女子高校時代、エースとして活躍した鳥越選手は、NEC入団後リベロに転向。スパイカー時代から定評のあったオーバーでのセットアップ等も卒なくこなすリベロとなりました。持ち味はディグで、正面に入れば確実に上げてきます。また、反応も速く、目の前に落ちそうなフェイントボールも果敢に飛び込んで上げていきます。レシーバーとして起用される際には、サーブでも貢献します。


書いていくうちにNECの選手が増えてしまいました(笑)
どのポジションでも、レギュラー選手リザーブ選手に期待の選手が多く、層の厚さがうかがえます。

各チーム、新しい戦力の活躍に期待ですね!



女子に続いて男子の順位予想です。

男子は2大会連続でオリンピック出場を逃しています。東京オリンピックは開催国として出られますので、レベルアップを図って欲しいですね。

予想はこちら…
優勝 豊田合成トレフェルサ
準優勝 サントリーサンバーズ
3位 堺ブレイザーズ
4位 JTサンダース
5位 東レアローズ
6位 パナソニックサンバーズ
7位 ジェイテクトSTINGS
8位 FC東京


優勝予想は豊田合成トレフェルサです。
攻撃はイゴール選手が中心ですが、傳田亮太選手や高松卓也選手らも高い攻撃力を誇ります。それを操るのは内山正平選手で、選手の最高打点を活かします。また、リードブロックとフロアディフェンスの関係も徹底されており、古賀幸一郎選手の技術の高さも光ります。191cmの山田脩造選手も攻守に力のある選手ですので、今シーズンの成長・活躍に期待したい選手です。

準優勝予想はサントリーサンバーズです。
柳田将洋選手を筆頭にサーブ力に定評があるチームです。また、今シーズン正セッター候補の山本湧選手は、ムードメイカー的な存在でもあり、抜群のハンドリングを誇ります。若手と栗山雅史選手や酒井大祐選手らベテランがうまくかみ合うと、昨シーズンから大きく成績を伸ばすことになりそうです。

3位予想は堺ブレイザーズです。
千々木駿介選手が攻守の要としてどこまでチームを引っ張れるかが鍵になりそうです。セッターは今シーズン今村駿選手が移籍したので、佐川翔選手が正セッターとなりそうです。高い打点からのスパイクが魅力の出耒田敬選手や、ベテラン石島雄介選手らも力のある選手ですので、楽しみなチームです。

4位予想はJTサンダースです。
金子聖輝選手がセッターとして入団したことも話題となっています。八子大輔選手や安井勇誠選手ら勢いのあるスパイカーが、攻守の要、越川優選手の落ち着いたリバウンド技術等を若手選手も身につけて欲しいですね。MB筧本翔昂選手らの攻撃力UPが鍵となりそうです。

5位予想は東レアローズです。
セッター藤井直伸選手も3シーズン目となり、安定感が出てきました。星野秀知選手や佐野翔選手、黒木康太郎選手ら若手選手も力を入れつけてきていますので、そろそろ結果に繋がりそうです。個人的には、大木貴之選手のパワフルなスパイクに期待です。ベテラン米山裕太選手や富松崇彰選手もまだまだ健在です。

6位予想はパナソニックパンサーズです。
OQT中心メンバーの清水邦広選手や深津英臣選手がどこまでコンディションを上げられるかが、今シーズンの鍵となりそうです。また、福澤達哉選手や永野健選手、白澤健児選手とベテランに頼るチームとなっていますので、山内晶大選手や今村貴彦選手ら若手選手の飛躍に期待したいですね。

7位予想はジェイテクトSTINGSです。
攻守の要浅野博亮選手の怪我の回復が心配されますが、高橋和人選手ら技術の高いスパイカーが揃います。操るは高橋慎治選手で、非常に柔らかいハンドリングから的確なゲームメイクが武器の選手です。ここ数シーズン上位に入っているチームのさらなる飛躍に期待です。

8位予想はFC東京です。
キャプテン手塚大選手率いるチームは、なかなか成績を伸ばせませんが、有望な選手が多いチームでもあります。長友優磨選手ら攻守に活躍が期待される若手選手もいますので、若手の台頭が今シーズンの飛躍の鍵となりそうです。



若手といえば柳田選手と石川祐希選手が注目され、大学バレーは入場規制がされるほどです。リーグも注目はされていますが、全日本が結果を出さないとブームで終わってしまうでしょう。

東京オリンピックに向けて、男子バレーの復活の為には、人気だけでなく実力を高めていって欲しいですね!


 来月開幕するVプレミアリーグ。
オリンピック後の今シーズンは、新戦力の台頭にも期待です。まずは女子からいってみましょう。


順位予想は…
優勝 NECレッドロケッツ
準優勝 久光製薬スプリングス
3位 東レアローズ
4位 JTマーヴェラス
5位 日立リヴァーレ
6位 トヨタ車体クインシーズ
7位 PFUブルーキャッツ
8位 岡山シーガルズ



優勝予想はNECレッドロケッツです。キャプテン島村春世選手はオリンピックを経験し、たくましさを増して帰ってきました。さらに、その島村選手抜きで出場したアジアクラブ選手権で優勝を果たした、今乗りに乗っているチームです。今後全日本の中心を担うであろう古賀紗理那選手ら攻撃力の高いスパイカー陣を、山口かなめ選手の打点を活かすセットで自在に操ります。攻守の要近江あかり選手や、スパイカー出身でセカンドセッターも難なくこなすリベロ鳥越未玖選手、更にはどのポジションの選手が交代しても力を発揮してくれる選手層の厚さも魅力のチームです。


準優勝予想は久光製薬スプリングス。近年圧倒的な力を発揮している久光製薬スプリングスは、ワイルドカードで世界クラブ選手権に出場します。チームの中心はオリンピックに出場した石井優希選手と長岡望悠選手。その攻撃力を活かすのは、守備の要新鍋理沙選手のレシーブです。また、岩坂名奈選手のブロックや、二枚替え等で出場しても全く引けを取らない野本梨佳選手らの控えの選手の力も魅力の1つです。


3位予想は東レアローズです。オリンピック出場の木村沙織選手、迫田さおり選手も現役続行でシーズンを迎えるようです。また、セッターの田代佳奈美選手もオリンピックでスタメン出場する試合もある等多くの経験を積みました。セカンドセッター白井美沙紀選手も、アンダーカテゴリーで国際経験が豊富であり、セッターの経験値が高いチームです。パワフルなスパイクが持ち味の若い伊藤望選手や、杉原若葉選手らがどこまで活躍できるかが、今シーズンの鍵となってきそうですね。


4位予想はJTマーヴェラスです。怪我人が多く1度は降格を経験しましたが、プレミアに復帰して最初のシーズンです。黒鷲旗でも連続優勝を果たす等、実力をしっかりとつけてきています。中心となるのは、奥村麻依選手と芥川愛加選手のMBです。身長は高くないものの、安定したブロック力と機動力のある攻撃が武器です。田中瑞稀選手やオヌマー選手ら身長は高くないものの攻撃力の高いWSの活躍にも期待したいところです。


5位予想は日立リヴァーレです。昨シーズン、高い攻撃力でチームの準優勝に貢献した井上奈々朱選手はチームの中心MBです。佐藤美弥選手の高い位置からのセットアップで操られるスパイカー陣が躍動すると手がつけられません。攻撃力抜群のMBに加え、昨シーズン大活躍の渡邊久恵選手や、ワールドカップにも出場した内瀬戸真実選手らWSの層の厚さもこのチームの魅力です。


6位予想はトヨタ車体クインシーズ。荒木絵里香選手の移籍で注目を集めるチームですが、正セッター藤田夏未さんの引退で、比金桃子選手らの新セッターの争いに注目です。スパイク・ブロック共に安定感のあるMB平松美有紀選手を中心に攻撃を仕掛けていきたいところです。守備型のWSが多いチームで、高橋沙織選手がどれだけ力を発揮できるかが鍵となってきそうです。


7位予想はPFUブルーキャッツです。昇格を果たした原動力は、ロンドンオリンピック代表の江畑幸子選手です。同じくロンドンオリンピック代表の狩野舞子選手が復帰したことでも注目されました。松浦寛子選手の高い位置からのセットをドリス選手ら攻撃力の高いスパイカーが決めていきます。パイオニア廃部以来のプレミア復帰となる、攻守の要三橋聡恵選手がどれだけプレミアのサーブに崩されないかがチーム躍進の鍵となりそうです。


8位予想は岡山シーガルズ。昨シーズン攻撃の要であった浅津ゆう子さんが引退し、泉夏子選手ら他の攻撃陣にかかる負担が大きくなります。肩の柔らかさからきちんと打ち切る金田修佳のコース幅の広さは魅力的ですので、宮下遥選手にはその良さを出すセットをして欲しいですね。若手を支えるベテラン山口舞選手や川畑愛希選手らの安定感にも注目です。


個人的にはNECと久光以外のチームは混戦かなと思います。4年後の東京オリンピックに向けてもスタートのシーズンとなりますので、特に若手の活躍に期待したいところですね!