今夜は準々決勝です。相手は、B組1位のアメリカです。アメリカは、強豪ひしめくB組を1位で通過しましたが、世界ランク1位なので実力通りです。

日本が最近アメリカに勝利したのは、2010世界選手権と2011ワールドカップです。

現代表のラーソン選手やアキンラデウォ選手もいましたが、竹下佳江さんや佐野優子さんを中心にディグで拾い続け、木村沙織選手や江畑幸子選手が決める展開でした。また、2010年はレギュラーではなかった当時キャプテンの荒木絵里香選手も、途中出場で移動攻撃やクイックで貢献し、フルセットにもつれた3位決定戦の勝利に貢献しました。2011年はレギュラーとして攻守に活躍し、ストレートでの勝利に導きました。ですがアメリカはその後世界で素晴らしい成績を収めます。

アメリカはその後ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得。マーフィー選手らが主力として活躍した2014年世界選手権では金メダルを獲得しました。

そのマーフィー選手は、日本の上尾メディックスでもプレーをし、荒木選手とチームメイトでした。ということで、付け入る隙があるとすればまずはここです。マーフィー選手に対しては、どの選手も慣れているので、ブロックでコースを塞いでディグでチャンスを生み出したいですね。佐野さんや竹下さんのようなディガーはいませんので、ブロックでどれだけディグの手助けをするのかが鍵になりそうです。

あともう1人、崩したいのはヒル選手。ラーソン選手は攻守ともに崩すのは難しいと思われますが、ヒル選手はまだ崩せる可能性があります。MBも強力なアメリカですので、日本として大切なのはサーブです。サーブで崩して、マーフィー頼みにさせ、しっかりと対策していくことです。荒木選手は元チームメイトとして、久光・東レ・NECらの選手は今シーズン最下位の上尾に対して勝率が良かったので対策も勝つイメージもしやすいと思います。

ただし、崩せない場合は、強力なスパイカー陣が前衛後衛関係なく、全ての方向から飛んできますので、勝機がかなり薄くなります。サーブはどの場面でも攻め続けて欲しいですね。


日本チームとしては、レセプションを返してサイドアウトを取ることは必須条件。いかにブレイクするかです。

石井優希選手と木村選手が乱れずに踏ん張って、全員で攻撃を仕掛けていくことが大切です。その為に、セッター宮下遥選手田代佳奈美選手は、ハイセットをあげる場面ではきっちりとあげる、真ん中を使えるシーンはMB島村春世選手・荒木選手やバックアタックを含めて使っていくことが大切です。アメリカのブロックは組織的なリードブロックですので、アルゼンチン戦のようにレフトプレイヤーが切り込むプレーよりも、MBや真ん中のバックアタックが有効だと思われます。

ブロックでなんとか絞ったコースを、佐藤あり紗選手を中心にディグで繋ぎ、長岡望悠選手をはじめとするスパイカーに決め切って欲しいですね。長岡選手は途中交代で下げられてしまうシーンが多いですが、逆にいえば体力が温存されています。アメリカに対して攻撃を決め切れる選手でもありますので、期待しましょう!


勝つことは非常に難しい相手ですが、可能性はゼロではありません。何があるかわからないのがオリンピックですので、期待しましょう。
今大会は格上のチームからセットを奪うことができていません。アメリカを脅かすプレー、選手達が気持ちのいい悔いのないプレーをして、メダルへの希望を繋げましょう!


頑張れ日本(^^)