精神力⑫ | めろらんのブログ☆むろらん闘病記☆

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パートナーのむろらんの闘病記を、自分の言葉で綴ります。

 

朝のほんのちょっとの違和感から、「アワワ」状態、

そして、最終発展系「ム゛~」状態に至るまで、わずか3時間ほど。

 

 

 

嘔吐が始まったことで、もはやHPもMPも、マイナスに振り切った。

 

貴重な休日、むろらんと少しでも一緒にいたかったが、

さすがにその日は自宅までむろらんに送ってもらい、養生した。

 

 

 

帰宅後、トイレとお友達、いや、常に共にいる『常友』となりながら、

スマホで該当する症状を調べ。

 

 

 

『嘔吐下痢症』、この時点で初めて、この言葉が浮上した。

 

 

 

原因はウイルス、今のところ効く薬はない、

食べても飲んでも吐くだけだから、

絶飲食してウイルスが身体から出ていくのを待つ、

ただし脱水に気を付けること。

 

 

抗生物質の薬がないのなら、病院に行くだけムダだな、と判断し、

経口補水液OS-1を傍らに、ただひたすら安静にすることにした。

(※他の病気の可能性もあるので、真似しないでください。)

 

 

そのお陰か次の日には、むろらんと陶板浴に行けるくらいになった。

 

 

むろらんは「大丈夫なの?」と驚いていたが。

 

「陶板浴の施設自体が気持ちいいから、

あの空間に少しでもいれば良くなる気がする」

というわたしの希望に沿って、連れて行ってくれた。

 

本音は、少しでもむろらんと一緒に過ごしたかっただけだけど。

 

脱水にならない程度に、陶板浴も早めに切り上げ、

浴後のティールームで、いつもよりゆっくり過ごした。

 

 

 

症状は昨日より落ち着いていて、30分程度の運転はできたけれど、

何か口にすると吐くか、下痢するから、

何も食べず、ただOS-1だけをちびちびやっていた。

 

「OS-1、おいしー」ニコニコと満足していたら、すかさず、

「OS-1がおいしく感じるなら、立派に異常だよ」と、

同じくそれにお世話になったことのあるむろらんは言った。

 

 

実際に1週間程たった頃、

あれだけおいしく感じたOS-1が飲みにくくなってきた。

 

 

それにあわせて、回復食を始めた。

断食を1週間しているのと同じ状況である。

 

赤ん坊のように自分の消化器を扱い、摩り下ろしりんごから始めて、

ゆっくりゆっくり、日にちをかけて消化器を動かしていった。

 

結局、固形物を食べれるようになるまで1週間、

きちんと食事が取れるようになるまで、2週間かかった。

 

ちなみに8日目、わたしたちは往復6時間の登山をしている。

記念すべき固形物第1弾は、碓氷峠の力餅だった。

 

 

そして感染症にかかった当初から翌日の陶板浴、

更には登山までのこの一連の行動が、

むろらんにこう評されることになる。

 

 

 

「すげえ精神力だよな」

 

 

 

むろらんの我慢強さは、わたしの目から見ても相当なものだ。

そのむろらんに、「すごい」と評された。

 

 

無知ゆえに取るべき選択を誤り、

ただただ必死だっただけの行動だが、

むろらんにはその必死さが響いたようで。

 

 

むろらんが撮ってくれた、

湧き水ハンターとしてはじめて敗北した時のわたしの写真。

 

 

この写真を見るたびに、わたしはむろらんが認めてくれた、

自分の精神力を誇らしく思うのだ。