温熱神話② | めろらんのブログ☆むろらん闘病記☆

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パートナーのむろらんの闘病記を、自分の言葉で綴ります。

 

2016年の春。

 

むろらんは、初発がんの手術後、再発転移が認められてから

1年が経とうとしていた。

 

その1年、私たちは「標準治療に見放されたがん難民」なりに、

精一杯出来る限りのお金と時間と心労苦労をかけ、

治療に向き合ってきた。

 

が、肝心の治療成績が芳しくなく、流石にわたしは

「何かが違う、このままではいけない」と焦りの気持ちがでていた。

 

 

当時取り入れていたセルフケアや治療は、

小さなものから大掛かりなものまで、10は軽く超えていた。

 

初発がん発症時から、むろらんがチャレンジしたそれらは、

経過により辞めたものを含めたら、50を超えるだろう。

 

諸事情で取り入れないものを含めれば、100を超える。

 

 

その中の多くは、がんは熱に弱い、という特徴を生かした注熱系や、

全身を温め、免疫力をUPしよう、というものだった。

 

世の中にあふれるがん治療に関する標準治療以外の情報は、

それに偏っているから、当然といえば当然の成り行きである。

 

 

 

だが、治療について情報収集をしている中で、一人だけ、

「がんに温熱はしないほうがいい」と警鐘を鳴らしている、

ある民間療法の治療家がいた。

 

 

その方は自身の経験値によって、そう結論づけていた。

むろん、エビデンスは、ない。

学者ではないのだから、当然である。

 

 

 

「温熱はしないほうがいい、がんを育てているようなものだ」と、

世間的には正反対な主張であることに新鮮さを覚え、

その治療院へ行ってみないか、むろらんに打診した。

 

むろらんの答えは、「興味はあるけど、体力がもたない」だった。

 

既に週に3回は治療のため、

一日がかりで遠方に車を走らせていたからである。

片道150キロを超える距離だった。

 

その治療院も、同様に遠方だった。

方角はまったく違うから、同じ日に組み込むことはできない。

とても、こなせるものではない。

 

 

 

もし、むろらんがその治療院に行っていたら・・・とは、もう考えない。

 

 

 

が、わたし自身ががんに罹患したら、

その治療院に相談に行ってみようと思っている。