2022年の年末
衝撃の3%の確率で死ぬから約半年
2023年の6月
今度は私の携帯が鳴った
「その後どうですか?半年経つし、様子見せに来て」と
電話好きだな、この先生
なんだか、手術も十二指腸切除とか大掛かりなもので無く、膵体尾部切除術でいけるとのこと
手術も、日々進化していますって言ってたけど、それがロボット手術で出来るってことでした
自分でも、お腹の圧迫感とか気になるし、今思えば、病は気からの部分も 凄くあったと思うけど、無くて良いものは取った方がいい
いつか少しずつ大きくなって結局取るなら、早いほうが傷も小さく、体力もある
手術することを、決めました
私の腫瘍は膵頭よりの体部でした
体部と尾部と脾臓を切除
膵臓は1/3残して
1/3しかって思ったけど 、私の膵臓は萎縮して余り機能してないとかなんとか
残す膵頭部が大丈夫そうだから体尾部は取っても平気ですって
実際、今は普通に何でも食べられるしね
でも、将来的には糖尿病とかのリスク、脾臓を取ったので、退院後の外来で肺炎球菌ワクチンも接種
今はともかく、 高齢者になったときに肺炎で重症化のリスクがある
手術が決まれば、後は流れに任せるだけ
それが2023年の8月24日
小学生の時に盲腸の手術 して以来
怖さは余りなく、やるしかないと決意が固かった
術後、かなりしんどい
ボロボロでしたが、看護師の方々も優しいし、主治医も朝に夕に毎日の回診
休み無しなの?
1週間の絶食はつらかったけど
しかし、人間の回復力は凄い
日々元気になってるのを感じたよ
経過は順調で 、退院が決まったある日
ちょっといいかなと主治医から説明が、
その時に入院中撮ったCTで、腎臓に影があると言われる
これは?と聞くと
「腎癌かな?」と
すでに膵臓の病理は膵漿液性嚢胞腺腫
良性と出て安心してたのに、、、
膵臓の手術をしたおかげで見つかった
この大きさでは健診では見つからない
今後は泌尿器科へ、となったわけです
人生何が起こるか分からない