おれはスマートフォンじゃねえ! 人間だ! | やさしいカウンセリング 心屋*東京都

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東京で活動している、心屋認定カウンセラーです。
元・保育士、元ひきこもり。

現在、親子(父・子)でカウンセラーとして活躍中♪

ふと、保育士の専門学校に通っていた時を、思い出した。
 
 
 
専門学校の中で、夏河はそこそこ人気があった。
 
 
付き合いやすい上に面倒見がいいから、先生からも生徒からも頼りにされる…
 
そんな生徒だったように思う。
 
 
 
卒業の前日、担任の先生からもらった手紙。
 
 
 
  
 
だけど、夏河はその人気を嫌っていた。
 
クラスメイトや担任から、便利なように扱われるからだ。
 
 
 
 
自分は、人のことが大好きなので
 
相手のことを思い、相手のために悩んで、相手のために一生懸命行動する。
 
 
だけどクラスメイトや担任の先生たちからは、
 
自分がどれほどの思いで、
頑張りをもって、
 
真剣に相手と関わっているのか…
 
 
その一生懸命さが、伝わっていないらしくて
 
軽く扱われたんだ。
 
 
 
 
 
 
尋ねれば、なんでも答えてくれる
 
便利なスマートフォンのように扱われた。
 
 
グーグルやウィキペディアを使うように
 
困ったことがあったら、とりあえずアイツにふっとけ
 
…みたいに、便利に扱われた。
 
 
 
 
 
 
自分は一生懸命に、誠実に、相手の為に関わろうとしているのに
 
なんでこんな扱いをされるのだろうと…
 
泣いた夜もあったけど
 
 
 
 
自分が自分を大切にしてあげていなかったからだ、と
 
今は、答えを出すことが出来るようになった。
 
 
 
だけどあの頃は
分からずに藻掻いてたなー。
 
 
 
 
 
 
 
自分が自分を大切にする。
 
 
 
スマートフォンを扱うように、
便利で気楽な友達関係を築く…
 
というのも悪いことではないと思う。
 
 
おそらく当時の、専門学校時代の頃の、ほとんどのクラスメイトはそれをやっていて。
 
見た目には、上手にコミュニケーションしているように見えて
 
キラキラしていて、人生勝ち組で、充実しているような感じがして
 
うらやましかったんだけど。
 
 
 
 
 
 
 
だけど、おれは人間だから。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
俺と、友達になるなら
ちゃんと、人間として関わってもらいたい。
 
と、そう思う。
 
 
 
 
自分が自分を大切にする、という見地に立ったとき
 
 
おれのことをスマートフォンのように、手軽に扱う奴とは
 
 
 
ぜってーに、友達になれねえ。
 
 
 
 
と、今なら心の底からそう叫べる。
 
 
 
 
 
 
 
専門学校に通っていた時代の自分は 
 
自分のことを、便利なスマートフォン扱いするような人たちと
 
頑張って仲良くなろうとしていたのだ。
 
 
 
 
 
 
バカなことを、していたなぁ爆笑
 
って、思います。
 
 
 
 
力を抜いていこう。
 
頑張らなくても、あなたの周りに集まってくる人がいるよ。
 
 
ぜったいに、いるよ。