嘘のようなホントの話をします。
さっき、ラーメン屋さんから電話がかかってきて、うちの親父が呼び出されました。
…はい、このあたりで何人かの読者さんの頭の中にマークが浮かんでいるよね。
そのマーク、もう少し増やさせてくださいね(笑)
呼び出された理由は、
「郵便貯金の残高が思っていたよりも100万円ほど低い! 誰かが不正に引き出したのかもしれない、助けてほしい」
という内容です。
ラーメン屋さんです。笑
このラーメン屋さん、別にかずちゃん家の親戚とかじゃないよ(^▽^;)
昔はよく出前を頼んでいたけどね。
(味は昭和の醬油ラーメンっていうカンジで、好きだった)
なんでラーメン屋さんからのヘルプが、うちの親父のとこに来たかというと
親父の弟さん(つまり叔父さん)が、このラーメン屋の店主の相談にのっていて
「こういうハナシは兄貴が得意だから!」
と安請け合いしちゃったからなんだとさ。
かくして、ラーメン屋さんからウチへと電話がかかってくることになりまして…
叔父さんのメンツの為にも、ヘルプに行かなくてはならなくなったウチの父は、私に相談してきました。
「面倒なことになった…」と。
これって
郵便局の人が、ラーメン屋さんの口座から不正に100万抜き出していた…とは考えにくいんだよね。
日本の郵便局は、なにかとちゃんとしてるから。
だとすると
100万円抜き出した人がいるとして、その犯人はラーメン屋さんの身内の中にいることになる。
これって、安請け合いできるレベルの案件じゃないよね。
この100万円を流出させたのは郵便局の人かもしれないし、ラーメン屋さんの身内の人かもしれない。それとも別の理由が隠されているのかもしれない。
だけどそれを調べるには、時間と労力がかかる。
責任も絡む。
顔なじみの人が、困っているからといって、踏み込めない領域だ(と、かずちゃんは思う)。
結局、この問題には深く踏み入れないようにしようと、親父と話し合いのすえ結論した。
親父はラーメン屋さんの店主に、
〝自分で調べるやり方〟だけを教えにヘルプに向かった。
地元の川にて。
うちの親父に限らず、自分も面倒見いいところがあるから、よく分かる。
なにか困ったことがあると、頼りにされてしまうのだ。
しかもその問題を解決するために、どれほどの労力がかかるのか、たいして考えもせずに相手が頼ってくることもある。
そうして解決してあげたら、解決してあげたことが さも当然であるかのような扱いを受けることもある。
そんなふうに頼ってくる相手に、安請け合いをしてしまったらどうなるか?
答えは簡単だ。次もまた頼ってくるのだ。
きっと彼らからは、こちらは、ベンリでシンセツな人と思われていることだろう。
面倒見が良い、というあり方にどうこう言うつもりはないけれど
自分自身を粗末にするような面倒見の良さは、考えものだ。
頼らせているのは、自分。忘れないようにしたい。
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※ 2019.1/4 まで…