親に、地獄へ連れて行かれる | やさしいカウンセリング 心屋*東京都

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東京で活動している、心屋認定カウンセラーです。
元・保育士、元ひきこもり。

現在、親子(父・子)でカウンセラーとして活躍中♪

 
 
 
夏河の両親は、400万円をゴミ箱に捨てたことがあります。
 
 
 
 
 
 
かずちゃんです。真顔
ちょっと真面目なハナシだよ。
 
 
 
 
 
あれは、私が大学に入って三年めの春だった。
 
 
夏河は心の問題で、もうどうにもならなくて
 
辛くって
大学に通えなくなって
 
自主退学をしようか悩んでいる時期がありました。
 
 
 
「退学をするかも知れない」
 
と切り出した 夏河に対して
 
両親の意見は、NO!
 
 
 
 
夏河の両親は息子のことを、どうしても大学に行かせたい親だったんだ。
 
 
 
 
 
 
1年間の学費の、納入期限が迫っていた日
 
夏河は両親に
 
「迷っているから、学費は払わなくていい」
 
と伝えた。
 
 
 
 
だけど親は、大学に学費を納入してしまったんだ。
 
 
400万円 を。
 
 
 
 
 
 
そのあとすぐ
 
夏河は大学を、自主退学した。
 
 
400万円がゴミ箱ぽーい (-_- )ノ⌒
 
になった瞬間だった。
 
 
 
 
 
 
 
私の両親は、400万円を振り込んでしまえば
 
私が大学に行き
 
 
無事 大学を卒業できると思っていたのかも知れない。
 
 
 
400万円という学費の重みで
 
私の心に罪悪感を植えつけ、
 
大学に行かせたかったのかもしれない。
 
 
ほんと…
 
 
 
 
 
 
 
 
ばか
 
だよね真顔
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そう思う。ショボーン
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな姑息な手段を、実の我が子に講じるくらいなら
 
 
その我が子と
 
じっくり向きあって話をすればよかったんだ。
 
 
 
うちの親は
 
どういう訳か、それが出来ない親だった。
 
 
 
 
 
うちの両親にとって子どもとは
 
自分たちの意に沿うように、コントロールするものであったらしい。
 
 
 
 
 
 
この頃には、夏河の心はめちゃくちゃで。
 
夏河は、自分の身に起きていることが何なのか分からなかった。
 
 
自分の身に降りかかる問題は、
抑圧された、自分の心から出現している。
 
ということを まだ分かってなかった。
 
 
混乱状態だった。
 
 
 
 
長い間、親の言いなりで生きてきて、
 
心がめちゃくちゃになっちゃって、
 
そして今回の件で
 
親が大学に、無断で400万円払ったとき
 
 
夏河は、親に地獄へ連れて行かれる…と思った。
 
 
 
親のコントロールで、地獄に落とされる…と思った。
 
 
 
 
 
 
だから命懸けで大学を自主退学し、
 
親との関係を遮断したんだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
夏河がこうしたブログを書くのは、
 
夏河が、自分の思い出を話したいからなんだけど、
 
 
それと同時に、自分の経験が誰かの生きるヒントになれば…という思いで書いているよ。
 
 
 
 
 
誰かのことを大切に思うのであれば、その人の意志を、自由を尊重してあげて。
 
 
誰かのことを大切に思うのであれば、何かをしてあげる前に
 
その人が何を望んでいるのか知って。
 
 
会話して。
 
 
 
 
会話するだけだよ。
 
ホントにそれだけなんだから!
 
 
会話をするだけで、私たちは、ちゃんと幸せになるように出来ている。
 
 
 
 
会話をしないで、
 
自分の意に沿うように相手を動かそうとする。
 
 
人間関係がこじれる時は、だいたいこのパターンなんだ。
 
 
 
 
 
 
 
それにしても、夏河の両親…
 
 
400万円をゴミ箱ぽーい(-_- )ノ⌒
 
って ほんとにバカなことをしたものだと思う。
 
 
 
 
400万円っていったら公務員の1年分の給料だよ?
 
400万円もあったら、家族のためにイイこといっっぱいしてあげられたよ?
 
 
 
それを…ロクに家族の会話をしなかったせいで、
 
相手の気持ちを聞かず 自分勝手に相手を操ろうとしたせいで、
 
 
 
400万円が
ゴミ箱ぽーい(-_- )ノ⌒
 
 
 
 
ばかだったねぇ。
 
 
 
 
 
 
※ 夏河と父・母は、今はすっごく仲がいいよ。
 
仲良くなったイキサツも たぶんどこかで書いるよ。
よかったら探してみてねニコニコ