2019年4月初旬。
夫婦カウンセリングで調べたら、県内の行政書士事務所で行っている事が分かった。
携帯番号が載っていたので、平日仕事終わりに早速電話をした。
「今週の土曜日〇時からなら空いてますよ」と言われたので仮予約。
夫に確認したら「え?そんなすぐ?ま、いいけど・・・」と一度了承したが
義母に子供をお願いする際、なんて言うかで口論になった。
私は正直にカウンセリングと言いたかったが、夫は断固拒否。
それなら今回は行かない。そんなにすぐにとは思ってなかったし、と。
私はすぐにでも行きたかったので、義母にはカウンセリングに行くと言わず
二人で用事があるとだけ伝えることにして本予約した。
行政書士事務所は少し分かりにくい場所にあり、一度通り過ぎてしまった。
時間もギリギリになってしまったこともあり、二人ともピリピリしていた。
応接室に通され、女性の行政書士さんに名刺をもらった。
小さなキッズスペースもあったが、当時3歳のうちの子が一人で大人しく待っていられる感じではなかった。
初回30分無料、その後30分ごとに5000円だった。
1時間の予定だったが、ヒートアップしていて1時間半になり1万円のところを少し値引きしてくれて8000円の支払い。(たぶん)
名前と年齢を言ってから、どんなことで悩んでいるのか詳しく話した。
行政書士さんは逐一メモを取っていた。
2013年に結婚。
2015年に子供が生まれた。
産後ずっとセックスレス。
その後の話し合いで夫にはセックスを求めない代わりに婚外セックスを認められた。(2018年から)
何人かと関係を持ち、現在は既婚子持ち男性に恋をしている。
だがその男性と私が同じ気持ちではないため、別の人も探している状態。
そんな時に夫から「家庭より婚外を大事にしすぎている」と言われた。
行政書士さんからの反応。
「セックスを拒否していても家庭の外でしていいなんて珍しいですね。
けれど、独身の方は別としても相手が妻子持ちならバレたら慰謝料取られますよ。
めろんさんにとってセックスは必要不可欠なものですか?
ハグとか手を繋ぐとか等のスキンシップじゃ物足りないですか?」
・・・
無言になる私。
心では「はい!セックスは必要不可欠なものです!!」と断言してたが
行政書士さんの「でも、セックスレスは女性にとってとても辛いものですよね。
夫から女性として求められなくなる、それは崖から突き落とされるのと同じことです。」
という寄り添いの言葉に感動していたので言えなかった。
私の言葉ではピンときていなかった夫が、重々しく「そうなんですね・・・」と言っていたことにも満足していた。
私が特別おかしいのではなく、一般的に女性とはそういうものだと第三者が言ってくれたのが良かったみたい。
「お二人、とてもお似合いに見えます。部屋に入ってきた時から、いい雰囲気だなと思ってました。
ご主人、奥様と手を繋ぐことから始めませんか?寝る前にベッドで抱き合ったり。
奥様、ご主人がそこまでしてくれたらセックスはなくとも他の男性と関係を持たなくてもよくなりませんか?」
ならない。断じてならない。セックスはないとダメ。
が、予定の時間も過ぎているし行政書士さんもそれで結論づけたい感じだったので
「「はい」」 夫も私もいい返事をして終わった。
今回はレスのことを中心に書きましたが、次回は家庭のことを疎かにしている私について書きます。