一昨日4/22、舞台「ハザカイキ」

THEATER MIRANO−Za千穐楽、

4回目の観劇してきました。

マルちゃんのファンになってから

初めて舞台の千穐楽に入りました。

カーテンコールの最後(5回目くらい?)、

マルちゃんが手で誰か登場するのを

指し示していたので待っていると

三浦大輔さんが出て来られました。

何か話すかなと思ったけどなかったです。

でも、風間さんや勝地さんとアイコンタクトを取り出てくる様子で雰囲気の良さが伝わってきました。

これは最初の頃はなかったからちょっとホッとする泣き笑い


 *  *  *


私的最終日も終わったので

感想(とうるさい独り言)を少し長めに書いておこうかなと思います。


 *  *  *


橋本香の謝罪会見のシーン、4回見た中で一番グッと来ました。

すごいな、恒松祐里ちゃん。

毎回鼻水垂らして。

あの涙と鼻水で濡れた顔を

画面いっぱいに映されても耐えられる女優さんはなかなかいないかもね。

セリフの言い回しが、

捲し立てるだけじゃなくて

聞き取りやすいように

少し間を取って言ってるな

と感じました。

実際、膨大な量のセリフも

いつもより意味を考えながら見れました。

で、今回会見の時の菅原の真後ろくらいの席にいたのが50代くらいの男性だったんだけど、

短髪でメガネかサングラスを頭に乗せて、

まさに菅原と同じスタイルをしててなんか笑ってしまった泣き笑い


マルちゃんは

菅原が野口裕子(横山由依さん)と最初に喫茶店で話す場面で一度だけ噛んでて、緊張してるのかな?って感じました。

立ち呑みの時のアドリブ、今日はこれといってなかった気がする。

前回(4/14)はなにかを「ミスティ」と言ってたんだけど、なんだっけ。

サウナシーンの♪ソイヤッサーアイヤッサーも普通だった。

全体的にあんまりアドリブでふざけてなかったよね。

サウナしきじ(だっけ?)に向かう場面(舞台下手)で

二人が仮面舞踏会ちょっと踊る、ってのがあった。と思う。仮面舞踏会…だったよな???

(違ってたら直しておきます!)



お客さんたちも、初見の人が多めの印象で、笑っていいのか躊躇ってるのを感じたからきっと欲しい所での笑いが7割くらい?な印象。

声に出ない笑いではあるからみんなフッて笑ってたのかもしれないけど。

菅原の部屋でホントは腕を指すとこを乳首指すボケも

今回は静かな反応だったもんね笑

あ、ずっと書き忘れてたけど、

菅原の衣装のヨレヨレ具合が現実感が出てて

とても良かった。

特に部屋着の肩の洗濯バサミの跡。

でも一人暮らしじゃないし付かないんじゃないかなと思ったんだけど、敢えてなのか?

彼女の里美(さとうほなみさん)は洗濯してないってことなんかな。

洗濯物畳んでたからすると思ったけど。

…女性がする前提がおかしいですよねって言われちゃう?えー


で、帰宅して娘に感想言いながら改めて思ったけど、里美の

「私はそういう(LGBT)の理解あると思ってる」

って立場の(つもりの)人、確かにいっぱいいる。

でも、本当に理解ある人はわざわざ自分で

「理解ある」とは言わないよね…。

そういう結局上っ面の正義感みたいなことを声高に言ってる(大抵はネットで'書いてる'だけの)人間てなんだかなーってのは思う。

解ったつもり。

時代の流れ。

多様性。

都合良く使う人たちにはホントに都合のよい言葉。

ただ、最後の菅原のセリフに

「イヤな時代になりましたなぁ」

ってあるんだけど。

私はここが決定的に違ってて、

「昔は良かった」と思ってる人間にはイヤな時代だろうな、

って思ってる。



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以下、ただの思想なのでイラッとしたら読み飛ばしてください。


私は、ここ10年くらい&コロナ対策を経て

本当に「いい時代になったなぁー!」

って思ってる。

まず、

人との距離感が遠くなって快適。

不要な付き合いも行事もなくなって

気を遣わなくて良くなったし

断りやすくなったので快適。

で、

下品な人や嫌いな人

と距離を取れる明確な口実を世の中全体が認識している。

電車でもマスクしてると

直接的に人の吐いた息を吸わなくていいからありがたい。


時代が変わったというよりは

Xとかで単純に心の内が

目に見えるようになった結果、

外向けに言ってもいいと思って

大きな声で言ってしまう人が増えただけ

だと思う。



私の嫌いなタイプは、

みんなちがって、みんないい

自分の都合の為に使ってる人

'他'を認めるんじゃなくて、

自分がそうしてほしいから言ってる、

みたいな人が意外と多い。

「多様性」もそう。

だから、ハザカイキではそういう人たちのことを言ってるんだろうなって思ってる。

これを言ってる自分だってそう、

って思いながら私も書いてる。

偏見があるならあるで仕方ないんだよ。

だってその人の気持ちとしてはそれが根幹にあるんだから。

だけど、それを他人に言っていいかわからないような人間は表に出てきちゃダメなのよ。



モノを創る人たちがコンプラコンプラって言われるのをつまらないと言うのは、

思ってもないのに文句を言われないよう

'世の中の流れ'に沿って気を遣いすぎて

「自分のやりたいことができないから」

ってことだよね。

話題になったドラマ「不適切にもほどがある」でクドカンはそこを逆手に取ったんだなって思ったけど。

なんか、話はホントに面白くて好きだなと思うんだけど、やっぱり

「昭和は良かったな~」

「イヤな時代になったな~」

にはならないんだよね。

寛容だったんじゃなくて

野蛮だっただけ。

タバコも不倫も暴力も

やらなくていいことの主な事柄だし

年齢や相手によっては法に触れることだよね。

法があるってことは良くないことなんだよ。

こういうのが敬遠される世界が主流になった現代って私は生きやすいし、

全部無くても生きていけるのにって思うくらい

不要なもので。


ネットも、

もう10年くらい前に比べたら

見なくなったし、

見ない方が健全だなぁ…と思う。

自分で必要なことだけ選べば

現代の方が断然生きやすい。



全然的外れなこと言ってるかもしれないけど

私が常に思ってるのは


なんでわざわざ近寄っていって

無責任に何か言うんだろう


ってこと。

主にXのことですが。


あーそういう意見もあるんだ~

そういう人もいるんだ~


じゃダメなの?

なんで自分と同じ意見にさせようとするの?

文句言わないと死ぬの?

違う意見に何か言わないと死んじゃう病気なの?


あと、本来ならもっともな意見なのに

強めの言葉や人を下げるような言葉を使ってるから共感できないとか。

そういう商法なのかもしれないけど、

人間的に賛同できない、

っていうのも多くて

言葉遣いというか、

全方向に指摘されないことなんて難しいけど

逆の思想の人もいるよねっていう配慮は忘れちゃいけないなって思う。

(マルちゃんはその配慮ができる人だから好きなんだけどね。)


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というわけで、

マルちゃんが出演することで

三浦作品を観に行くことができて

とても良い機会になったなぁと思います。

三浦さん、ありがとうございます。

小うるさい泣き笑いけど説教臭くなくて良かった。

マルちゃんが「エンタメとして観てもらえれば」というようなことを言っていましたが、ホントにそうなんだと思います。


こんな、つらつらと感想や思想を書いてる女は嫌いだろうけど、観れて良かったです✨


大阪公演も無事完走できることを願っています。



今年も、役者・丸山隆平 を見ることができて光栄でしたニコニコ