あたしが
未知の介護に飛び込んだのは 20代前半。
初めての
右も左もわけわからない
『特別養護老人ホーム』
ん？
特別養護老人ホームって何？
ってなくらい無知なあたしでしたね
熟練の先輩寮母さん(この時代は介護士は寮母って呼ばれてたの！)と一緒に 流れ作業のように 大きなカートを押しながらのオムツ交換が日課の一部。
……そこで
あたしの介護人生
初の失敗を やらかしました
指示されるままにテンパって
何もかもが初な業務のみに集中していた
あたし
慣れない手つきで
必死にオムツ交換(言葉は悪いですが当時のままでかかせてもらってます)していたとき……
熟練先輩より一言
『ちょっと
Tさん 息してないんじゃない？？』
え？ええ？
そう。
Tさん
……亡くなっていたんですよね。
息をしていないことすらわからず あたしはオムツ交換していたの。
30年近くたったいまも このTさんのことは鮮明に思い出せる。
そのあと
看護士と一緒に
死後の処置をお手伝いさせていただきました。
なにもかもが
衝撃で……
『死』をはじめて
直に実感しました。
この経験から
まず
顔や状態をみて
声掛け確認するようになったんですよね。
『みる』ことが
どんなに大切か実感と反省と共に。
実はこの数年後……
あたしの実家の祖母が 骨折して入院。
退院後は自立生活できなく……共働きの両親が在宅ではみられなくて あたしの働く施設に入所してきたんだよね。
あたしの大事な大好きなおばぁちゃん
同僚達からも 「ケイコが来ましたよー」なんて 気軽に声掛けしてもらって 毎日大切に見てもらいながらの平和な日々。
しかし
祖母はベッドから 突然 転落死しました。
発見時にはもぅ息がなかったって聞いてます。
思うと涙が溢れます。
止まらないくらい泣きます。
泣き虫です。
あたしはまだ新人も新人で なにもしてあげられなかったから。
それぞれの家庭に
それぞれ大切な大切なご家族様。
先は不変……
見えないけど長く けれど限りある時間。
在宅介護されてる貴方
日々 休みなくストレスで息苦しくなりながらも頑張り続けてますね
いまこの時を精一杯過ごし
共有する時間の幸せを 感じてほしい。
後悔して欲しくないの。
だからこそ なにより
自身が倒れないように。
介護されてるご本人様がもし認知症になったとしても…わからなくても…
誰より貴方の幸せを願っていると
あたしは思っています
愛情はみえなくてもなくならない
ストレス減らして
いろんな笑いにかえて
大切な時間を過ごせるようにお手伝いできたらいいなぁ
頭が
わちゃわちゃになった時には なんでもよいので DMください。
相談でも質問でも 公式LINEからも 随時受け付けています
吐き出したり話すこと
仲間と共有することで
心が軽くなること いっぱい経験しました
後悔しないために
介護にあたる自身も毎日毎日 褒めて
なにより ギュッって
抱きしめてあげてくださいね
ちょっとした小さな行動？勇気？が
在宅介護生活を長く頑張っていく息抜きになっていくと あたしは実感です
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家庭事情も様々であるかと
思いますので…
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些細なことでもかまいません✨
お話しながら
小さなHappyを積み重ねて
笑顔や息抜きのお手伝いが出来れば幸いです