去年米寿を迎えた祖父。

頑固一徹の昔ながらの性格。
警察官として、今時のイクメンパパには驚かれるんじゃないか?!ってほど家庭を顧みず我が道をゆく人だったと思う。

それでも定年まで職務を全うして、天皇陛下に叙勲をいただいたことを心から褒め称え誇りに思っている祖母って素敵だなと思っていました。

私が結婚する頃には認知症と診断され、サプライズでふたりにケーキ入刀をしてもらった結婚式のスピーチでは祖母の語る祖父への愛に、会場中が涙に包まれました。


そのあとは認知症の影響があり、暴力をふるったり徘徊をしたりと祖母は本当に大変だったと思いますが、曾祖父曾祖母となり私の娘のことを可愛がってくれて私も少しでも和やかな時間を過ごしてもらえればと、娘を連れてよく通いました。


そして米寿を迎え、家族みんなでお祝いをしました。








とても愛妻家には程遠い祖父だったかと思いますが、いつでもどんなときでも夫を優先し何があっても夫を立てる祖母の姿。

結婚してから、何度祖父母の姿を見ながら「私は何十年後もこうして主人を立てられるだろうか(^_^;)」と戒められるほど、本当に素敵な夫婦です。




そのときの写真を伯母が絵にしていました!!
素晴らしい(*´ー`*)

常に人の為に心優しく感謝の気持ちを忘れずきちんと言葉に形にあらわす祖母には、計り知れないほどの忍耐と我慢があったからこそ祖父は米寿を迎えることができたのだと思います。

いつか遠い未来、私もこんなふうに孫に思われる夫婦であり続けられたらと思います。


なんだか祖父母について書きたくなった、長い独り言でした(*´∀`)♪

お付き合いいただき、ありがとうございます☆