今朝の地下鉄は蒸し暑かった。


満員の車内に立っているだけで汗が流れてきて、

会社に到着してすぐに汗拭きシートを使った。

今年初汗拭きシート。






週末の天気予報では

「ライシュウハ ツユノハシリト ナリソウデス」

と言っていた。



単なる音として耳にしていた「ツユノハシリ」が

蒸し暑さを体感した途端に私の中で

「梅雨のはしり」となって、憂鬱に感じた。











昨日のお昼にマクドナルドに行った時

私の席にダブルチーズバーガーセットを運んでくれた店員さんが、

父よりも年上に見える男性だった。



低く落ち着きのある、しっかりとした声で

「お待たせいたしました」

「ごゆっくり お召し上がりください」

と言われた。




その店員さんは

お客さんのところにオーダーを持って行くたびに、

同じトーンでその言葉を繰り返していた。






その様子がとても、淡々としていた。

目の前のことを「自分の仕事」として

そこにただ集中しているように見えた。






(私にしかできない素晴らしい)自分の仕事


とも



(課せられて嫌々やっている)自分の仕事



とも違う、ただの

「自分の仕事」。






その店員さんは

どんな仕事もきっと「自分の仕事」として取り組むんだろうなと思った。






私も、マクドナルドで働いたって良いじゃない。

と思った。