去年一年間・・・ その前から、

自分ビジネス

(会社員以外の、所謂「副業」で

自分自身を商品としてアピールし

ファンになってもらって

そこから自分の作品(有形商品)を買ってもらったり

無形商品(セッションとか講座とか)を提供して

収入を得ること)

に夢中になった。

 

 

 

 

 

自分の才能や能力、

自分にしかできないこと。

オリジナリティ。

唯一無二の自分のセンス。

そんなもので、お金を生み出すことができる✨

 

 

 

 

 

それはとても甘美な誘いだった🌹

 

 

 

 

 

誰にでもできる仕事(会社員)をして得る収入よりも

もちろん自分ビジネスをして得た収入の方が価値がある気がしていた。

それが例え今は少額であったとしても、

続けていけば

私も起業できちゃったりするのかな⁉️😍

会社員を辞めても生活出来るようになるのかな⁉️✨

とかとか。

 

 

 

 

 

とにかく甘い囁きに

私の胸はときめき

夢は広がった🌈✨

 

 

 

 

 

いつしか

自分ビジネスへの想いがどこでどうなったのか

会社員は不自由で、面白くない。

起業すれば全部が自由で、楽しい人生を送れる。

ずっと会社員でいる人、

それで良いと思ってる人は

最初から諦めちゃってる残念な人。

みたいに感じ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんの1年前のことだけど、今から思うと

会社員を舐めすぎてて本当に恥ずかしい。

 

 

 

自発的にそう思っていた部分もあれば

思わされていた部分、

煽られていた部分もあるとは思うけど

自分ビジネス以前に、

ビジネスのこともよくわかっていなかったからこその

浅はかさがあったと思う。

私は、ほぼほぼ金融の世界にしかいないんだけど、

ずっと小売りの世界にいるゆーりんから色々教えてもらって

金融の仕事(営業)がかなり特殊なんだなと知った。

例えば卸値とか希望小売価格とか、そういう概念が金融の世界にはない。

 

 

 

 

 

 

とにかく

その頃の私の夢は、会社を辞めること

になってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分ビジネス。

 

 

 

 

 

思いついたことはすぐ出す!

結果もすぐ欲しい!

結果が出なければ、すぐに辞めて

新しいことをやる!

とにかくスピード!

やりたいことをやりたい時に!

やりたくない時、気分が乗らない時には

やらなくてオッケー!

 

 

 

 

 

私はそうだったし、

周りの自分ビジネス実践者も

そんなふうに見えてた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確かに、熱量大事💭

熱量があれば、単純に伝わる力(エネルギー)も爆発的に出せるし

人の心をキャッチしやすいって言うのはあるとは思う。

その時の旬なものをお届けしたい、その気持ちも大事。

 

 

 

 

 

でも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思えば私は

ずっとタイムラグが許せなくてね(笑)

 

 

願ったらすぐに叶えよ💢💢💢

って いつもイラついてた。

東京に新幹線で行くことにすら

イラついてた(笑)

なんで時間って言う概念があるんだよ💢

「行きたい」って思ったらすぐに到着してくれよ💢

って思ってた(笑)

 

 

 

 

 

なにかを願って

それが叶うまで待つ時間(が存在すること)が許せなくて

時間が短いことにこそ、価値があると思ってた。

願いが叶うまでの時間は、無駄だと思ってた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例えば

企業は上場するのに、何年もかけて準備するし

大きなイベントを開催する時に設定するのは

1年後のスケジュールだったりする。

無能な上司はすぐに結果を欲しがって急かしてくるけど、

ビジネスには中長期的な視点も持たなくては成り立たない。

1年後、2年後にゴールを設定して

そこまでモチベーションが保てるの?って思ってたけど

それをする目的だったり、意義だったり

そういうのが明確なら、

時に揺らいだとしてもちゃんと戻ってこれる。

 

 

 

 

 

揺らいだときのためのアンカー⚓️(重り)は絶対に必要で

逆に言うと

そのアンカーさえあれば

どれだけゴールが遠くても

どれだけ揺らいでも

転覆することはないのかもしれない。

そんなことを感じる。

私個人のアンカーだと最近気付いたのが、責任感だったと思うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近私の目に入るのは

何年もかけて準備をして、

ちゃんとしたもの

完成されたものとして

きちんとした形で世に送り出す。

それで、渾身のその商品(作品、実績)で

成功を取りに行く。

そんなやり方なんだ。

 

 

 

 

 

それは、至極当たり前であって

セオリーなやり方なんだと思う。

全然、奇抜でもなければ特殊でもない。

愚直で、泥臭い。

それをやり切ることは、決して簡単ではない。

だからこそ

それが世に出ることの貴重さもある。

一人だけではなく

もっと沢山の人の想いが込められていることだってある。

時には、その仕事が日の目を見る前に

一線から離れた人もいたかもしれない。

その仕事に邁進する人の家族が、

完成することを一緒に願ったかもしれない。

 

 

 

そんなふうに、人の想いを繋いでいったことで生まれる重厚感も

すごく格好いいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイムラグが許せない女だった私が

今では

時間をかけることも

そんなに悪いことじゃないんじゃないかな?

そんなふうに思えている。

 

 

思えば

タイムラグが許せなかったときはいつも焦ってて

それは、『今が幸せ』って思えていなかったからだと思う。

今が幸せじゃないから

早く幸せにならなきゃ!

早く安心したい!

そんな気持ちでいっぱいだった。

焦っている人がなんだか嫌な感じがするのは、

きっとその人が心の奥で持っている

早く幸せにならなきゃ!

早く安心したい!

そんな想いが出てしまっているからなのかもなぁ

と思ったりする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スピードがあること

早いこと

簡単なこと

軽いこと

 

 

 

 

 

それって、そんなに価値があることですか?

 

 

 

 

 

ゆっくり じっくりなこと

時間をかけること

難しいと感じること

重厚感があること

 

 

 

 

 

それって、そんなに悪いことですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私自身は、どっちもやってみて

自分の好みを見つけたと思うので、

どっちもやってみて良かったとは思っています。