キレた直後、

衝動で

昂ったまま

書かなくてもいいことなんだけど、ブログを書いた。

一瞬、躊躇した。

書かなくてもいいか。

別に、楽しい内容でもない。

読んだ人が、嫌な気持ちになるかもしれない。

読まなければよかったと思うかもしれない。

 

 

 

そして

私自身も、

「怒ってしまった。」

と後悔するような気持ち、

「やってしまった。」みたいな気持ちがあった。

怒りを悪いものにしているような思考。

 

 

 

 

だけど

嬉しかったこと。

楽しかったこと。

幸せを感じたこと。

それと同じように、自分が瞬間に感じるものを、ちゃんと見る。

なかったことにしない。

目をそらさない。

私はそう思っているからこそ、

書くことに一瞬躊したけど

そのまま書いたし、

「怒ってしまった」だなんて、

怒りを悪者扱いするようなことはやめようと思った。

 

 

 

 

 

久しぶりに

自分の考えを人に伝えるときに

震えるぐらい昂った。

 

 

 

 

 

私のキレ方って、

わめきちらすとか大声で怒鳴るではなくて

静かに強く言う。そういうタイプみたい。

その声が、震えていたのがわかった。

涙が出そうになった。

 

 

 

 

 

最初は、震えるぐらいに怒りを感じたんだな、

そう思った。

 

 

 

 

 

でも、本当にそうなのかな?と思って

ネットでも調べていたんだけど

やっぱり、「怒りは二次感情説」をすごく目にした。

 

 

 

確かに今回の私の怒りも、それで説明がつくのかもしれない。

でも、なんとなくそれだけでは納得できなかった。

だからその後も

自分の感じたこと、体感、

思い出しては考え続けた。

 

 

 

 

 

[状況説明]

日々のルーティン、月間のルーティンだけで精一杯の状況で、

それ以外に取り組まなきゃいけない仕事もどんどん重なっている状況。

頼りにしていた同僚の身内に不幸があり、休暇中。

別部署から来た仕事で、こちらでやらなければならないという認識はありつつも

締め切りまでに間に合わせるのが相当厳しそうだったので、

できれば代わりにやって欲しいとまた別の部署に頼んだところ

担当役員から直接私にかかってきた内線で

ハナからやる気のない言い方、

自分は関係ないという態度、筋の通ってなさにキレてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感情ってそんなに単純なものじゃないから

言葉で一から十まで説明しきれない。

全部の感情を、言葉で表せられるとも思っていない。

だから、今回私が感じていた怒りにも、

二次感情的な側面と、そうじゃない側面みたいに

言葉にして分類しきれない感情が入り混じっていると思う。

 

 

 

 

 

二次感情的だと思うのは、

「自分自身が疲れてるから、怒れてしまった」

という説明がつくから。

もっと暇で余裕がある時だったら

うちで引き受けます、私が全部やりますって

答えができたと思うから。

 

 

 

 

 

これは、私

家族にもよくやってしまう。

疲れからイライラして、八つ当たりのように怒ってしまう。

その裏側にあるのは

「疲れてるんだよ、わかってよ」

「ちょっとは手伝ってよ」

「これ以上動きたくないよ」

そんな感じかなぁ。

それが積み重なると

「わかってもらえない」っていう悲しみになる気がする。

本当、疲労って私には大敵なんだ。

 

 

 

 

 

でも家族に対して怒った時に

震えたことなんてなかった。

 

 

 

 

 

ということは、私は怒りで震えたんじゃないのかも???

そんなふうに思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以上仕事を引き受けることに

生命の危機を感じた。

 

奪われる

 ↓

相手はテイカーだ

 ↓

自分を守らなければ!

 

って

本能的に戦闘態勢に入ったのかもしれない。

戦うために、

攻撃するために、

体を震わせて、自身を高揚させたのかも。

そんなふうにも思える。

 

 

 

 

 

そして、戦闘態勢に入ったことで

自分が発する言葉を相手を傷付けるようなものにしようとした気もするし、

(流石にそこは冷静になって、暴言は吐いてないけど)

自分の要求を伝えること=相手から奪うこと=相手を損させる、傷付ける

そんなことへの恐怖で震えたのかもしれない、

とも思った。

 

 

 

 

 

やろうと思えば、多分めちゃくちゃに相手を傷付けることだって、私にはできる。

(実際に傷付くかどうかは別にして、

相手を傷付けてやろうと思って言葉を放つということ。)

 

 

 

でも、傷付けることはダメだ

=怒ることはダメ

 

っていう思いがものすごく強くあるから、

誰かに対して直接怒りを露わにすることに

ものすごく怖さを感じるし、

タブー、やっちゃダメなことだと思ってる。

それを、私はやった。

 

 

 

 

 

でも、

自分を守るために、それをできた。

とも思った。

自分に禁止してきたこと

やっちゃダメだと思ってきたこと

それを、できた。

それぐらいに緊急事態だった。

 

 

 

 

 

もちろん冷静に伝えられていたらもっと良かっただろうけど、

今の自分の精一杯で相手と対峙したら、そうなった。

だって相手は、自分よりも目上なんだから。

そこに盾突くということは、群れで生きる中ではタブーで

会社での自分の立場は悪くなるかもしれない

(たぶんそれが、最初に感じていた後悔にも繋がってるよね)

けど

それはそれで、仕方ない。

そんなふうに思えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで考えたところで

それでも、

二次感情というものだけでは片付けられないものが

まだ燻り続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回とはまた別のときに

怒りながら震えた時があって、

その時に感じていたことと今回に共通すること。

そんな視点で考えたときに

また別で思ったことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きます。

 

 

 

 

 

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