伝えても
君はきっと信じないだろう
君が居ることで
僕は『僕』であることを確認できていること
君が鏡になってくれるから
『僕』を映してくれるから
僕は僕の輪郭を感じられる
生きてるって感じられる
伝えても
君はきっと寂しがるだろう
そばにいなくても
君が居ることで
大きな安心感を感じていること
たとえ触れられなくても
僕は
君を感じることができる
伝えても
君はきっと悲しがるだろう
君がいなくても
僕は僕の人生を生きる
でも
君が居れば
きっと
僕だけじゃ見ることのできない景色が
見られるんだ
その景色が見たいと
僕は思う
僕は願う
目に見えるものだけを
欲しがったり
こだわったり
そんなことばかりしていた僕だけど
君とは
目に見えないもので繋がっているって
思いたいんだ
信じたいんだ
だから
君も
信じて欲しい
どうか
一人ぼっちだと思わないで
どうか
悲しまないで
どうか
僕と一緒に
信じて欲しい
