アヤさんとRachelちゃんのコラボ作品が届いたの。
私の血からRachelちゃんが綴ってくれたストーリー
大切なものを守り抜くために
大切なものを差し出すことなんて
簡単なこと
血を守りたくて
家族を守りたくて
そのために家紋を手放した男のひと
なんてことをしてくれたんだと
お前なんか家族じゃ無い
本家、分家たちから罵られ
心は踏みにじられた
何かを守ろうとして
何か大きいものを手放したり
我慢したりしている
ちゃんとわかってるよ
あの時の決断があったから
今もこうやって
血で繋がる仲間と出会えたよ
あなたが守った血は
幸せに生きていきます
どうか自分を責めないで
ってしゅわしゅわさせてね
ってRachelちゃんに言ってもらっていたんだけどね・・・
拒 否 さ れ た 。
そういうのじゃない、って。
こういうの。
私が最初にやったアプローチだと
イメージの中のその人が
すごく閉じていて
頑なで
全然しゅわしゅわしてくれなかった
そんなもんで、しゅわしゅわしてやるもんか！！感がすごかった。
だよね。
なんか、キラキラさせて浄化させていくのって
私らしくないよね。
すごいひねくれてるなーって思う。
なんかもう
本当はキラキラを目指したいのに
拒否しているだけのようにも思えてくる。
どんだけ闇にいたいんだ。
私に来た意味を考えろ。
奇しくも
同じような経験をした
私のところに来た意味を。
私だから感じることを。
やっても後悔
やらなくても後悔
お前が居るのは
名声や家柄が重要ではない自由な時代
だから家紋を手放したことは大したことではないと言うのか
それは結果論だ
現代だから言えることだ
例え現代が、名声や家柄が重要なままの価値観であったとしても
お前は同じことが言えるのか
自分を生きる
そのために家族を捨てる
例えそれが近い未来に称賛される価値観であったとして
お前はそれで満足か
癒されるのか
血を守ることが尊いといくら言われても
私にとってそれそのものは
そんなに大層なことではない
なぜならば
私は家族との諍いから解放されて
ほっとしていたからだ
そんな私を
賞賛などするな
家紋を守れば家族は守れず
そう思ったが
しかし血を守ることが
果たして家族を守ることになったのか
そうではない未来の方が
家族にとっては幸せだったのかもしれないと
思わなかった日はない
どちらを選んでも
後悔はつきものなのだ
お前が一番よくわかるだろう
ごめんね、ちぇるちゃん
私、まだこの人のことしゅわしゅわできなかった。
まだもう少し
この人といたい。
ごめんね、アヤさん
まだピアスも着けられてない。
でもじっと
見ててくれているのを感じる。
