夏頃からアロマを嗜むようになっていまして、
バスソルトにアロマオイルを混ぜて、お風呂に入れています。
私の中の不動の存在は、ベルガモットとラベンダー。




そこにゼラニウムが加わりました。
前はちょっと青臭くて、苦手かなぁと思っていたのです。





この本を読んだからかな。


(香りとお話は全然関係ありません滝汗)




とても独特の世界観でした。



私はずっと、長く生きていればいつかわかること、理解できることが増えて、
いつか「悟る」ことができるんじゃないか、と思っていたのだけど
それは違うと、はっと気付かされた思いです。

120年生きようと160年生きようと、
「わたし」は「わたし」のままで変わらない。
すべてをわかれないことで、悲しんだり、苦しんだり、悩んだり、乗り越えたりするのが
人間なのだと。



すべてをわかれないことは、これまで私にとって絶望とか苦悩でした。
なんで伝わらないんだろうとか
思うようにならないとか

でも今は、絶望とか苦悩の先があると思えるし、それを見たいし、見れる気がしています。








今の私にゼラニウムが必要だから、この本を読んだのか
本を読んだから、ゼラニウムを欲したのか

そんなことを考えるのもまた楽しいものです(^^)