少し前に、次女から
「ねーママ、もっと近くに住んだら?」と言われて
深く考えずに
「ごめんねー、ママ田舎きらいなのーだからムリ」
と答えていました。
結婚して住んだ土地は、名古屋駅から電車でも車でも小一時間かかる田舎でした。
私は、どうしてもその土地よりも、
もっと便利でおしゃれな都会に憧れていました。
これは生まれ育った場所がどうかとかは多少関係あるのかもしれませんが、
旅行でのんびりした田舎へ行ったときにも
「わぁこんなところに住みたーい
」
なんてこれっぽっちも思ったことないんです。
つまり生粋の都会好きなのです
これは単なる好みだって今は思うのですが、
当時は
いつまでも都会に憧れるなんて、私ってなんて幼稚なんだとか
田舎暮らしが好きと思えない私ダメだな…とか
周りはみんな満足そうなんだから、私も田舎を好きにならなきゃとか
明後日の方向へ努力
自分責めの恐ろしいところです。
都会に住みたい自分の気持ちを押さえつけているから、
たまに会う親戚のおじさんに「こんな田舎じゃいい教育受けられへんぞー」なんて言われたら
「やっぱりそうかなぁ」とかぐるぐる考えたりして。
(当然ながらこれも単なるそのおじさんの見解で、そしてその発言も子供への愛情からのものです。)
自分が都会に住みたいから、こういう発言が気になるんだよね(笑)
別に田舎に住んでいる人や田舎が好きな人をディスるつもりもないし、
田舎が心底好きな人になりたかったので(笑)尊敬の気持ちすらあります。
でも、私は自分の好みも大事にできるようになりました。
都会が好きな自分を許す。
そんなこんなで一人暮らしするようになって
「やっぱ住むなら都会でしょ」となったのは言うまでもありません。
そしてこのたび都会におうちを買いました。
とっても気に入っていますけど、必要な家具もまだそろっておらず
少々不便な生活をしております