たまらなく孤独な気分になると、きっと私も誰のことも救えないんだろうな、と思う。
休みの日、目を覚ましたくなくて、ずっとダラダラ寝ていて。
だけどいい加減起き出して、
遅れていたカードの支払いや返信や連絡を済ませた。
あとは洗濯をして、きちんと畳んだり、気になる文庫本を4冊くらい大人買いしてカフェで読んだり。
「イノセント・デイズ」と「ウツボカズラの夢」は、読み終わった。面白かった。
そのカフェをやってる夫婦が優しくて、サービスでヨーグルトをくれたり、雨を心配してくれたり。帽子を目深にかぶって、大して愛想も良くないお客の私に。あそこのモーニングはオシャレだったし、また行こうと思う。
お孫さんが帰ってきてるようで、和やかで幸せな家庭、って雰囲気を羨ましく思ったり。
平和な、何でもない風景も、自分の立場によって見え方は全然変わる。
自分の心が荒んでても、壊れてしまえとまでは思わないし、その小さな子供の純粋な目が、いつまでも曇らず、幸せに大きくなって欲しいとは思うけど。
赤ちゃんは問答無用で可愛いから、私だって抱っこさせてもらえたら笑顔にもなっただろうし。
だけど、最近は、何だか心が動かない毎日。
健康なのに。ひどく何かに困窮してるわけでもないのに。求めれば得られるものもきっとあるのに。もったいない。
だけど、共に過ごしたいと思う相手がいない連休は何だか少し寂しいのでした。
まぁいいや、親孝行でもしよう。
家を片付けて、母を外泊させて、料理でも作って笑わせよう。
一応、まだ家族団欒は出来るのだし、それが私の気持ちを和らげもするのが最近分かるから。