こんばんわ。

眠剤飲んだからどこまで書けるかわからないけど書かせてください。

備忘録的なものです。


夏に友人から身内の末期ガンの介護やケアについて相談を受け、
知識がないって、ほんとに恐ろしいことだと思いながらも社会資源を紹介し、優先度も高いケースだったので、なるべく早く介護認定を受けること、

今のうちに本人はどう過ごしたいのか聞いておくこと。

在宅介護となると、日頃どこに気をつけるべきか、緊急度が高い時の症状などの対応も説明。

あとは、その時。
意識疎通が難しくなっても緩和を選ぶか、という選択肢も早めに聞いておいて、

なるべく本人の意向に寄り添えることが大事なんじゃないかな。と助言。


その方が先日息を引き取りました。


「いい友達をもったね」
そう言ってくれた身内の方の言葉。

「介護の知識を沢山教えてくれて、ありがとう。えみーに相談してよかった」

そう言ってくれた友人の言葉。



涙が止まらなくなりました。


世の中には見えてない沢山の課題があります。
今回、研修でケース検討してそう思いました。

介護保険を払っているのに、いざどうサービスを利用していいのかわからない

社会資源の情報が把握できない

地域差があり、選べない。


どうにかできないのだろうか。


困ってる人はどのぐらいいるんだろう。
困ってるけどどうすればいいかわからない。
助けて欲しいけど家族に迷惑をかけたくない。

そんなケースが沢山いるような気がします。



「ありがとう」


その言葉で、介護を選んでよかったと思える。


お家で息を引き取ったそうですが、それが彼にとっての希望であり、尊厳を守れたことでもあったと思います。


私は身内を家で看取ったこともあるし、病院で看取ったこともあった。
馴染みのある、暮らした場所に最期まで家族と過ごせることがその方の終着点ではないでしょうか。

私は息を引き取ったときの祖母の握力の強さを今も覚えています。

祖母から力をもらった気がしてます。




こちらこそありがとう。
そしておつかれさまでした。


そう伝えたいです。


えみー