やっとナポリ旅行の続きのお話。
元々の予定では、
朝10時前にはナポリに到着して、
すぐポンペイ遺跡に行き、
またナポリに戻ってからゆっくりピッツェリアやバール巡りをするハズだったのですが、
イタロが1時間遅延した為、
最初にポンペイ遺跡に行っていると、
1番お目当てのピッツェリアの昼の営業時間に間に合わなくなるので、ポンペイ遺跡を最後にまわす事に、、
ナポリからポンペイ遺跡まではいくつか行き方があるようですが、私達は時間がないので、ポンペイ遺跡から1番近い駅に発着する
チルクムヴェスヴィアーナ(Circumvesuviana)鉄道
を使って行く事に😊
この鉄道の切符は窓口の対面販売のみで、
あまり英語も通じず無愛想だ。
とネットに書かれていたので、
事前にイタリア語の切符の買い方をメモして緊張しながら買いました。
第1印象が大事なので、
まずは笑顔で「ボンジョールノ!」☀️
必死にメモを読みながらイタリア語で伝えようとする所が良かったのか、窓口のおじさんは親切で感じいい人でした
切符を買い終えると、
英語で
「 ◯分後に◯番ホームから出るよ!」
と教えてくれました。
ありがと、おじさん
結構行き先表示が分かりにくいので助かりました。
ブレブレで分かりにくいですが、
ホームはこんな感じ。
噂によるとこの路線は特にスリが多いそうなので、緊張しながら乗り込む。
片道30〜40分位と長めなので、
混んでないか心配でしたが無事座れました
車内も空いてて、
のんびりゆったりいつもと違った雰囲気で楽しい
とここで、
後ろから1人でやって来た兄ちゃん。
他の席はいくらでも空いているというのに、
何故か斜め前の4人がけ席に1人で座っている美女の真隣に座る。
せめて隣じゃなくて反対側じゃない?
明らかに怪しいコイツ…
もしかしてこれが噂のスリか⁈
と、旦那さんも直ぐに気付いて2人で要チェックしてました!
じっと隣の美女を横目に見つめる男。
いやいや、見過ぎで怖いから
明らかにタイミングを見計らってる空気を出しまくった後に、男、おもむろに美女に話しかける。
美女:仕方なくイヤフォンを外し、少し受け答えするも、話がつまらないようですぐにイヤフォンを付け、若干男を視界に入れないように視線を逸らす。
男:明らかなる撃沈。
誰がどう見ても撃沈。
しかも、撃沈して余程ショックなのか、頭を抱えてうなだれる。
旦那さんと実況中継中の私達、
必死に笑いをこらえる。
落ち込み過ぎでしょ!!
そのまま諦めるのかと思いきや、
今度は座席の背もたれ越しに手を回して、
美女の肩に手を回そうとしている。
キモい!!
そして不自然過ぎる!!!
好きでもない男にそんな事されたら、
私でもドン引きで気持ち悪いわ!!
さすがの美女も我慢の限界だったらしく、
すぐに席を立ち、別の車両に移っていきました。
そりゃそうだよねー。。
ここで終わりかと思ったら、
この男今度は一つ前の車輌に移動。
また違う美女の近くに座る。
犯人はこの男です
さっきの失敗を反省したのか、
今度は隣ではなく斜め向かいに座った様子。
どうやらつかみはオッケーで、
自然な雰囲気の中別の美女と話が弾んでいる模様。
どうなる?
どうなるんだ?
この後どうなる???
と思っているうちに、
2人とも同じ駅で談笑しながら降りて行きました。
えぇぇぇぇぇぇえぇええーー
まさかの成功
その後の2人の足取りは分かりませんが、
成功の匂いを漂わせながら2人は消えていきました。
あのナンパ男、
アグレッシブで毎日のようにああやってナンパしまくってそうなのに、
なのに、
ナンパ下手過ぎじゃない?
イタリアの人はあまり小細工せずにストレートにナンパするのかしら?
それならあれが正解なの??
私が男だったら、
さり気なくイヤフォン出すフリして美女の方に落としたりしてさ、拾ってくれた美女に、
「 ありがとう
いつもどんな音楽聴いてるの?」
とか話しかけてさ、
話が盛り上がりそうならその後カフェとか誘ったりするけどなー。
まぁ、ナンパとかした事ないので、
いい感じのナンパテクニックとか分かりませんが。
なかなか楽しい話題を提供してくれる
ナポリのナンパ師でした