40年前に作った用水路 | 国民年金で生活(田舎に移住)

国民年金で生活(田舎に移住)

来年には、仕事をリタイアし、生まれ育った南アルプス市(旧白根)に移り住み、自給自足の生活をしようと計画しています。
今65歳、少ない年金の自給額の中で安定した豊かな
生活が出来ないかと挑戦します。

40年前に作った用水路

40年前は知識も管理もまだ未熟だったのでしょうね。

私の畑を水浸しにした用水路の決壊の現場を昨日詳し

く見てみました。崩壊した水路のコンクリートの断面

を見てビックリしました。水路は私の畑から土の斜面

が45度位の傾斜で1.6m上がってその上部にコン

クリートで出来ています。壊れた部分を見てみると恐

ろしい作り方をしていた事に気が着きます。

水路は私の畑側は水路の側面が立ち上がり巾40cm

深さ60cmに水が流れ、コンクリートの壁が有り、

その壁の上部から道が同じ高さになっています。

壊れた断面をみるとコンクリートの中に鉄筋が入って

いますが、その鉄筋が立ち上がり部分と底の部分とが

繋がっていません、立ち上がり壁、底、立ち上がり部

分それぞれの中には有りますがそれぞれが繋がって居

ない状態でした。作るときに両側の立ち上がり部分を

それぞれ作り出来上がってから底の部分を作ったので

しょう。結果として両方の立ち上がり、底が独立して

いてコンクリートの接着力だけで成り立っていたので

すね。あの鉄筋は何の為に入れたのか不思議です。

つまり鉄筋が本来の役目をしていないのです。結果と

して水路に強度が無かった事になります。

水路の工事は自治体の発注です、自治体は施工の確認

をしなかったのでしょうか、工事業者は鉄筋が立ち上

がりと底を繋げ強度を出す役目を知らなかったので

しょうか、ただ鉄筋が入っていると言うだけで役目を

果たしていない物に成っているじょうたいです、崩壊

した事が不思議でも無く成るべくして成った状態です。

道の土圧力が畑の反対側の立ち上がりにかかります。

水路が水で満たされている時は水圧と土圧がバランス

が取れますが水が少ない時は土圧が勝り水が流れる方

に傾斜します。水がいっぱい流れている時は土圧、水

圧が私の畑側の立ち上がりに掛かり立ち上がり壁は畑

側に傾きます。それぞれの立ち上がり、底が鉄筋で繋

がっていませんからコンクリートの接着力が弱くなる

と一挙に私の畑側に倒れます。まして水路いっぱいの

水がながれ私の畑の水が溢れていた2週間ですから、

自重だけでもっていた立ち上がりを支える立ち上がり

の下の土の部分が柔らかくなり支える力が弱くなり、

一挙に壊れたのでしょうね。

自治体の設計が現状の様になっていたのなら自治体の

設計は素人より劣ります。設計はちゃんとしていたの

なら工事が手抜きか工事業者が無知だったのでしょう

ね。大切な予算を使って作るインフラです、みんなの

財産です、ちゃんと作ってくれないと困りますね。

必要ない量の水を規定どおりだと言って水路を作った

時に比べ水田が1割に満たないほど減っているのに水

量は変えないで流す、崩壊して、その前から迷惑を受

けて居たのは私ですが、通報をした家にだけ謝りに行

き私に対して、私がそこに居たのに謝罪の言葉は一切

有りませんでした、多くの会社でクレームに対し処理

をしているのと一緒で正にクレーム処理をしたので

しょうね、クレームとは自分達の仕事に対して頂ける

助言であって、ありがたいことです。それを処理する

事は何の効果もありません、クレームは対応し原因を

調べたり改良する材料として非常に有効な事なのです

が処理をしている事は全く進歩が出来ない所です。

態度、作業を見ていて情けなくなりました。