年金生活とは何だろうと考えてみました。
社会に出て社会人として働き、家庭を持ち、財産を持つ。
そんな現役生活を終え、仕事からリタイアし、年金生活
には入る、これが今現在社会のお荷物の様にとらえられ
ている事がチョッピリ不満に感じます。今の繁栄を築い
たのは我々の世代が頑張ったからだ、なんていうつもり
はありませんが寂しさを感じる事も事実です。
人は生まれ成人し働き、そして高齢者に成る。これは特
定の人にだけ起きる事ではありませんね、生まれてきた
以上高齢者になり、やがて死を迎えます。宗教は死を見
つめる事から始まりました。簡単に考えれば生まれ、育
ててもらう時期を過ぎ、育てる世代に入る、子の世代は
働き社会の財を作る世代でもあります。そして高齢者に
なり、社会を支える時代から、やっと自分が生きている
事に感謝し、自分の経済を支える為に働く義務から解放
され、自分の自分らしい生き方を可能にする時代に入り
やがて役目を終え人生を完結する、それが人のサイクル
とおもいます。つまり、年金生活世代は人生を完結する
期間だと気が付きました。死を迎え、自分の人生を振り
返って見た時、人は、自分の人生が正しかったのか判断
するとおもいます。
私も年金世代に入りました、これから死を迎えるだろう
15年が自分の価値を確立する時で重要な時期だという
事に気が付きました。この時期はどのような考えで過ご
す事が大事か、今現在は考えが定まっていませんが、一
時一時を過ごす中で考えていこうとおもいます。
今の段階では田舎に移住し自給自足の生活をし、国民年
金で生活の基本費用を賄い、今まで思っていた自分のし
たい事を実現化するために働く、そんな生き方をしたい
事と、方法手段を模索している段階です。
今月中に何としても田舎に移住する事が目標です。それ
に向かって過ごす毎日です。