泉ヶ丘カントリークラブは1975年(昭和50年)オープンのゴルフ倶楽部。
プロゴルフのトーナメントも行われたことがある名門コースです。
泉北ニュータウンからほど近い堺市南区にあります。
便利できれいなゴルフ場なので、現在、会員権価格は大阪でもっとも高額(茨木が大阪でもっとも高級だが、社員制で会員権譲渡はできない)。
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それぞれ「葛城」「金剛」「岩湧」と名の付いた3コース、27ホールの丘陵コース。
葛城山、金剛山、岩湧山は、いずれも大阪と奈良、和歌山との境にある山でコースから見ることができます。
岩湧はわりとフラットで、ほかの2つはトリッキー。
平日はセルフでも回れます。
アクセス(泉ヶ丘からタクシーまたは南海バス)
クラブバスはありませんが、泉北高速鉄道の泉ヶ丘、または栂・美木多(とがみきた)から無料のタクシー送迎サービスをしているそうです。
ゴルフ場へは南海バスの停留所から歩くこともできます。
ラウンド前の散歩にちょうどよい距離(※普通の人はそういうことは考えないと思いますが)。
南海難波駅から和泉中央行きの電車に乗ります。
こちらは全席指定の泉北ライナー。
ちょっとスペシャルな電車です。
泉ヶ丘駅で下車。
泉ヶ丘は、この手のニュータウンのなかではかなり特徴的で高級感があります。
駅前には謎のアトラクション施設。
なんと言っても高島屋がありますし、早朝からスタバやロッテリアだって営業しています。
駅前ロータリーの2番乗り場から鉢ヶ峰行きの南海バスに乗ります。
20分ほどバスに揺られて、終点の一つ手前「鉢塚」という停留所で降ります。
バスが走り去った方角に向かって右手の路地に入ります。
「この先行止まり。泉ヶ丘カントリーへは通り抜けできません」という看板がありますが、あくまで車両向けで、徒歩なら問題ありません。
車が通るのには細すぎる道が続きます。
再び、「この先行止まり」の警告。
陸橋を渡ると森の中の小道に。最後の警告看板とともに「まむしに注意」で脅かされます。
マムシはいやですが、構わず歩き続けます。
しばらく歩くと、ゴルフ場への正式な導入路にぶつかります。
その手前にチェーンが張ってあり、先程までの警告の真実性が判明します。
ここからゴルフ場入口まですぐ。
バス停から20分ほどです。
(画像クリックでGoogleマップ)
門の正面に見えているのは葛城コースの4番ミドル。
ところで、門の右に気になる脇道がありますね。行ってみましょうか。
未舗装道路を辿っていくと300メートルほどで鉄パイプで封鎖されており、ここからは雑草の生育も激しくなっていきます。
この先、お隣の天野山カントリーとの境界の道なので、どこに出るのかを確かめたかったのですが、これだけ藪になっているとマダニやツツガ虫など、ややこしい害虫に噛まれるおそれがあり、時節柄、そんなことで医療関係者の手を煩わせるのもどうかと思って引き返してきました。マムシも怖いしね。
帰りは、正式なルートを歩きます。泉ヶ丘カントリーはハーベストの丘という遊園地に隣接しているので、観覧車や吊り橋が見えます。
しかし、隣にあるというだけで通り抜けが出来ないため、ハーベストの丘からアクセスすることはできません。