私は、地元の保専だったので

今の職場にも 結構 同窓生がいるのです。

で、

忘れていた記憶…

いえ、消したい記憶を

言われて びっくり。


先輩が  あなたとは重なる機会なかったのに、

覚えてるのよ。

どこかで、一緒だった。

もしかして、

同窓会じゃないかと思うのだけど。


やっぱり…………………

先輩は 同窓会の 役員をやってて 

何かと 学校で 名前を聞く機会が多くて

講師になって 来てたこともある。


地元なので、

出席して欲しいと 連絡が来て地元の同期達と出ることになった。


大昔…の話。

同期で円卓に座るようになっていた。

でね、その年の私たちの〇〇期が当番で


当時 幹事になっていた人に、私 裏方を頼まれてたけど、

裏方のセッティングは、簡単だし、

その場所でだけだから

全然大丈夫…だったんです。


何せ、結構な…

いや、もっとの人数で

しかも、偉くなっているお方が沢山いて

私たちは、まだ ヒヨッコ


美味しいもの食べて 帰ろう!って意識しか無かった…のに、


幹事が、トイレ行ったまま 帰って来ない…

私達のテーブルは 大騒ぎ。

どうするの?? 司会だよ。


すると、青い顔した友達が

戻ってきて、

緊張しすぎたのか、

胃腸炎になったみたい。

ごめん、

吐いて下って  

座ってられないから帰るから。

頼むね、と 私に 紙切れをくれて、

そのまま帰って行ったガーンガーンガーン


私達の席は、騒然。

私は、裏方やってるし、誰かお願い!!

皆、首を振る。無理だと。

私も無理。裏方は好きだけど、表は 嫌!というか苦手!


紙切れには、司会の流れと

軽く はなすことが書いてあるだけ。

でも、彼女は家で練習?してたろうし


皆で あなたやんなよ!みたいなやり取りで、ごたついていたら、


例の先輩ともう1人の先輩がきて、 風美さん代わりお願いね!と言われてしまった。


もう1人の先輩が、

風美さん!頑張ってね!って。知った顔。

その先輩は、

😨😨😨 私が実習に行った先で、スパルタで容赦なく 私を怒った人だったのです😭 落ち込んでズタズタの泣いた日々の。

げっ

もう、逃げも隠れも出来なくなった私。


私、大勢の前に立つの大の苦手なんです。本当は。

あがり症だし。

友達の結婚式の友人代表のスピーチだって、

眠れなかったくらい。声震えてたかも。


なのに、

嫌といっても押し切られて負けるタイプだったので、

何度か そういう機会があって、

緊張と戦いながら やっていた記憶しかなくて。毎度、終わると忘れたい思い出になるほど。


逃げれなくなったし、誰も助けてくれず

やる選択しかなくなって

えーい!!という気持ちでやることになったけど、

メモは簡単な 段取りくらいしか、書いてなくて。

頼まれてた彼女は、そういうの得意だったし、

地元では バンドやったりしている 裏の顔?も持っていたから 何ともないだろうが。

私は、そういうの無理なのだ。



という間に、呼び出されて

マイク前に立たされた。

メモする暇もなく、何を喋ればいいのか。


もう、脂汗もでず、足も震える暇もなく 

人が多すぎて  倒れそうでした。

清水の舞台から飛び降りる!まさに、それでした。

死んだ気になって。

なので、よく、耳にする司会の言葉を もう、間違いでもいいや!って 真似して話してました。


何人かの卒業生を適当に名簿から呼んで 一言話してもらい、

その後は、先生たち。


今もバリバリ現役で頑張られている〇〇先生!どうぞー!とか。


考えたら、まだそんな歳じゃないのに、失礼!

なのに、

言葉で埋めるため必死な私は、思いつくまま、誤魔化して喋る。変な事言ったと思う。


だって、結構みな笑ってた。

失笑かもしれない。


その場にあってない言葉も、誰かの言葉を真似しながら。


最後になって、あー、やっとこ終わるー。もう、来ないから、恥もかきすて!!


皆様、宴もたけなわでは、ございますが そろそろ、お時間となりました!!この辺で

お開きにさせて頂きたいと思います。

この後、二次会三次会は、ご自由にどうぞ。

本日は、お忙しいところを、

ありがとうございました!!


これも、誰かが言った言葉を思い出しながら 話したことば。


なのに、皆さん 笑いながら 沢山拍手してくれて

あんなに 嬉しかった事はないくらい。

けど、

あの日は、その後 苦手な事をやったから、落ち込んで 泥のように眠って

忘れよう!!と思った。


二度と、同窓会には行きませんでした。同期会にはいったけど。まだ、20代の時の話。


今思い出すと、 当日急だったから出来たのです。

練習なんてしてたら、

きっと 足が震えて、

心臓が飛び出そうになっていたと思う。

声だって上ずって。


何喋ればいいんだよ!!な気持ちで、立派なスピーチを思い出しながら、それ、正解かもわからず、でまかせみたいに喋ったから乗り切れたんだ。嫌だったけど。

今は、懐かしく、自分を褒めたい思い出になりました。