友達の美人妹の 婚活話が、面白くて(ごめんなさい)

もう1つ書いちゃう。


相手に年下だの高収入、だの高ピーな 条件でイケルと信じて

○年な彼女。


年下と限定してるのに、

ある時  ハイソな渋めの ダンディさんが  ご指名してきて


お話するだけでも… となった。


会ってみたら、モテる匂いがプンプンの おじ様。(自分もおば様なんだけどね)

名だたる会社の 社長様、後は会長

なぜ?ここに来なくても いくらでも 寄ってくるでしょうに。


が、

奥様が 病気で亡くなったあと、

すぐに、再婚話が 物凄いきたそうで、

中には、嫁の友達だの、

息子の友達の母親だの、 ちょっと見知った人の話が、山のように来たそうだ。


まだ、悲しみ癒えぬその時に。


嫁が可哀想で


誰とも お見合いする気もせずに、結婚する気もなく

仕事と家の往復で暮らしていたという。


が、子供達も 皆所帯を持ち

独立して

一人暮らしが虚しくなった。


しかし、自分を昔から知る人物とは 結婚したくはない。

嫁の知り合いは、あくまで 嫁の友達として  付き合いたい。


なので、わざわざ 婚活パーティーに出向いたり、お高めの結婚相談所に登録したそうだ。


その時、年齢的にも ぴったり合う 美人妹を見つけ コンタクトをとってきたのだった。


あんまり 気が進まない妹さんも

落ち着いた ダンディさんに 心をだんだん持ってかれた。

お金持ちのダンディさんの奥様になったら、

仕事やめよう!

習い事いっぱい、

ダンスや ゴルフに………

夢みるように。


ところが、

まさかの………


他の人と  ご成立で

退会してしまった。

ご指名ナンバーワンの 高嶺の花子さんな 私が、

………ありえない💦  


高いプライドが、崩れ落ちたそうだ。

ただし、この時だけ。


ある時、

会社の上司達に連れられて

有名な老舗の鰻を食べに行ったら、

偶然

もう結婚したであろう ダンディ夫婦が 

そばの席に いて

味が分からなくなるほど

心乱れて

2人を何度も見てしまっていた。


なんだか、地味な女性。

年の頃も同じ位。

落ち着いた雰囲気で

長年連れ添った夫婦みたいに、

談笑しながら 食べていた。


彼も時々、妹さんを見て気にしていたようだ。

なので、全然気にしてない様子を漂わせながら、

わざと 上司達と楽しそうに振る舞う。

お酒もすすんでしまい、

彼女が悪酔いするのを知っている面々は、 

送っていく!!と  帰るよう促した。


送らなくても大丈夫です!!

と振り切って

店を出てきた彼女。


すると、 ダンディ夫婦が

やって来て、

声をかけてきた。

タクシーよんだから、ご一緒しましょう…と。


気まずい。 いたたまれない 

気持ちになる。

なぜ、私を 惨めにさせるの、


すると、奥様が声をかけてきた。

私、あなたのこと知ってます。

とっても華やかで 目立ってましたもん。


あ、婚活パーティでも 一緒だった彼女だ。話したことがある。

と思い出した。


私、全く彼には見向いても貰えなかったんですけど

1度だけでもお話したくて、コンタクトをとったんです。

何故って、

亡くなった主人と雰囲気が似ていて、 どうしても話したかったんです。

そしたら、

彼も、

亡くなった奥さんと 話してるみたいだ、って言ってくれて。


あなたと彼がいい雰囲気なのを知っていて 

横槍入れてごめんなさい。


え…………、そんな。謝らないでください。(みじめだ)

2人とも亡くなった人に似てるなら、運命ですね。良かったですね。

私は次行ってますから、気にしないで!


すると、車中で ダンディさんが、楽しそうに喋る。

ながらく、家で味噌汁とか

飲んでなかっただけど、


元嫁が帰ってきたみたいな、味も似てるんですよ。


なので、お互いかっこつけなくてもいいし、古女房みたいに接していますよ。


それは、本当に運命ですね。

羨ましい、

私も運命の人さがします!

お幸せに!!

頑張って話した 妹さん。


そこから 暫くは 落ち込んで

ジジイに振られた!しかも、

地味ーな オバチャンに取られたと友達に

クダ巻いてたそうだ。

やはり、性格は変わらない!と

友達は呆れたそうだ。