まだまだ、片付け途中の

母の部屋です。


悲しくなるのは、

キッチンの扉が ガムテープだらけだったのだけど、

理由は、扉が全部とれかかっていたり、外れていたのを、

ガムテープはって 止めていた事。

開ける力がなくなってて、

力任せに、エイッて 開けて

外れてたんだろうね。

それを、 ガムテープで 貼っていた‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥泣くうさぎ泣くうさぎ泣くうさぎ

思考回路も 壊れてるけど

悲しい、

可哀想な母。


壁や、窓にも 沢山貼ってあるの。

貼ったら、とめれる。

なおせる。

一時的に 貼っとく。

そんな感じなのかな。


もっと悲しいのは、ガムテープの他に

湿布が貼って 止めてるところもあるの。


母がいる時は、酷い!

何で貼るの? って 思ったけど、

母がいなくなって

片付けていると

母が 可哀想になる。


壊れてたんだよね、

分かってあげれず、

ただ、ただ、介護が辛い の

気持ちだけで ストレスばかりだった私。

でも、離れなきゃ

思いやってあげれない所まで

きてた。


やっぱり要介護3のお母さんを

施設に入れた 方が

うちの母と同じだと言った。

ガムテープも。

お金が 色んなところに 入ってたことも。

汚れた紙パンツも 色んなところにしまわれていたことも。


その方も お母さんに、お姉さんが人もいて、

お姉さんが 一様に 

施設に入れなさい、と勧めてくれたそう。

それも、義父母を施設に入れた経験があるから。

そして、自分達も 将来、子供に見てもらうという、考えがないからだそう。


うちは、1人の叔母が 会えないとか、めちゃくちゃ悲しんで

私を辛くさせた。

その叔母は、

よく考えたら、

祖父母と一緒に住んでたけれど、介護まで いかず、

二人とも 病院に入って亡くなった。

私みたいになんて 経験してないのに。


この叔母ね、うちの近所の人も施設に入ったけど

全然自由に 出入りできるって言ってたよ!って

わたしに言ってきた。


母のところは、慎重になってるだけだよ。

老人施設は、クラスターになりやすいでしょ。

私や姉は身内で会えてるから いいと思うのだけど。

ちなみに、その近所の人、どこの施設に入ってるの?

って

聞いたら、 しどろもどろになっていた。


嫌な感じ。


が、収まったと思ったコロナ、昨日 どこかの施設がクラスターになったらしい。


ほら、まだ コロナは消えてない。

このコロナが 落ち着いたところに

また、クラスターが出たら そこの施設は、色々と 大変でしょ。


何故、そんな事も わからないのか?

優しい叔母だと思っていたけど

最近、

色々 嫌な面ばかりみて、 碧癖している。

火種をまくというか。


実は、昔 働いていた所の先輩が おばの所の息子と 彼女の息子が

同級生で、友達だったという。

そのとき、

おばさんなんだったら 言っても構わないかな。って。

一見、穏やかでいい人なんだけど、

私は好きじゃないの、って言われた事があり、

私は姪っ子だから、 そんな事を身内に言う この人が ちょっと

信用出来ず、距離を置いて付き合ったが、


ある部活が一緒で 親も 裏方で参加しなきゃならないじゃない?

すると、

お金のかかる 事案ができる度

叔母は、反対したらしい。

更に、

部費も いつも 遅れて出していたって

ちょっと、姪として恥ずかしかったが、

言う方も、おかしいと思った。


実際おばの家は、火の車だった。だから、祖父母がなくなっても、皆 放棄した。

みてくれてたからって。

亡くなった父は、祖父に お金を貸していたが、

借用書も書いてもらってたのに

知らない、と言われた。

父は、最初からあげたものだと思っているからいい、って母をなだめたが

母は、自分の身内だから、情けなく思って

怒っていた。祖父が 子供名義(おじ、おば)で 全員分の 保険を

かけていたものも、

皆、見せられて知っていたのに

ない!しらない!といった叔母。


途中で解約して 返戻金を受け取ったのかな。


とにかく、お金に困っていた。


私は、そういう風に思われたり言われるのも嫌だから

年金満額 母の施設入所に つぎ込むことにした。

これで、文句は言わせない。

もう、リフォームのお金だけ、貰えればそれでいい。

母の保険は、歳とってから母が途中解約してるから

入院保険だけしかかけてない。


だから、母にもしもの事があっても なんにも残らない。


母は、ボケる前一緒にテレビを見ていた時があったのだけど。


辺見マリさんや ほかの芸能人が

霊能者やら、なんやらに騙されて

お金を とられていく再現ドラマで。

その後母は、ぼそっと言った。

私ね、

借金だけはないから。

借金を作ってない事が私の財産だから。

もしも、私が居なくなった時、

私にお金貸してるっていう人が現れたら、

それは、嘘だからね。

貸したり

あげたりしたことがあっても、

借りることだけは

絶対しなかったからね。

万一、お母さんにお金を貸したという人が現れたなら

この言葉を言ってたと

言ってやりなさい!といった。

録音したら良かった。


でも、万一あれば、

この言葉を私に言ったと

言ってやる。


では、

片付け途中の 母の部屋と

ガムテープでとめた流し台の画像を、貼ります。

ビックリしないでね。