秋晴れの中・・・待ち合わせ場所に笑顔で来てくれた彼女
数時間かけて彼女の街に出掛けて
いつもの様に楽しさと寂しさを瞬く間に感じるために
でも・・・もう何十回も逢っているのに新鮮な気持ちになれるのは
やはり俺と彼女のお互いの気持ち?
1年に12回しか逢えないから・・・?
それとも逢っても数時間と言う時の短さのなせる業?
出会った時はこの時間の短さに苛立ちもあったけれど
最近は短さゆえにその分深く愛せる・・・し感じられる
ただしこれは俺だけの感じ方かも知れないけれど・・・
時々彼女との会話の中でゆっくりと二人で食事もしたい
そして人目をはばからず手を繋いで街を散歩したい
お互いがもっと充実した二人の時間を持ちたいなんて
絵空事をほざいているけれど
所詮現実では夢のまた夢
それを無視して現実の世界に入れば
きっと後戻りは出来ないよね
それこそ・・・
♪離したくない・・・離れたくない♪
ってことになるし
今ってそんな事がいとも簡単に出来る世だもんね
でもいつも言ってるけれど2人は
リアルな結末は望んでいないから・・・
だからこれからも1年365日に12回の愛を楽しむだろうね
でもこれだけは・・・
色々な考え方はあるけれど
快楽と遊びのための彼女との付き合いでは
ないんだよね
では何故の?
そこに優しくて可愛い彼女がいるからです!
別れ際・・・
1人の女性・・・俺の彼女・・・から
ママの顔に戻った彼女
ふと彼女とシンデレラを重ね合わせていた中年がいました
でも・・・さすがに1人の男性からヨボヨボ中年に戻った俺を
想像しなかったけれどね・・・
彼女は・・・してたのか?