保険は得か? | ブログのブログ

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この部屋へよっていただきありがとうございます。内容がないようですが(ダジャレ?)大目に見てやってください(笑)。

保険はギャンブルと同じであるとは前にも書いた気がします。構造がギャンブルと同じであるという意味ですね。火災保険を例にとりますと、まずある金を払って自分の家が火事になるほうに賭けます。この1ヶ月中に火事になれば勝ちで大金がもらえます。ならなければ負けで最初に払った金は没収となります。というギャンブルと構造は一緒ですよね。ここで親となる保険会社ですが営利団体ですので当然親に有利なものとなっています。そうでないと保険会社はつぶれてしまいます。

 

我々から見ればこのギャンブルのいわゆる「賞金の期待値」は負となっています。ですから数学的にみて損なわけで、やるべきではないのです。まぁ期待値計算はしなくとも保険会社が儲けているから客は損をしているといえます。

ただし滅多に起きないが起きたときは悲惨すぎるという状況を避けることには意味があります。そこで保険が登場です。負の期待値で損する部分はいわゆる「リスクプレミアム」を払っていると考えられるわけですから損ではありません。

 

ところがそう保険会社はそう悲惨でない状況でも保険をかけたほうがいいような言い方をしてきます。例えば、医療ですが、
通常は手術等で300万円の費用がかかったとしても、高額医療費制度があり実際は数万円ほどしか負担しなくてもいいです。
ところがこの手術の費用を全額(上の例では300万)保証されるという保険があると聞きます。しかし馬鹿げていますね。悲惨な状況ではないのに保険をかけることになります。滅多に起きない数万円の出費というのはそんなに悲惨な状況ではありませんから。300万円もらえるならいいのでは?と思われますがそれに見合う相当の保険料が必要となるのです。何度もいいますが保険会社は損はしないのです。(何度もいいますが保険そのものは負の期待値だから損なのです)
上記の保険をかけるよりその分を貯金にまわしておいたほうが得なのはいうまでもありません。
 
営利目的ではない通常の健康保険などはこれはかけているほうが有利です。親は儲けているわけではない(赤字と聞きます)からです。もっとも義務付けられていますがね。